10月も半ばが過ぎて、
そろそろ飲食店、特に宴会需要を見込んでいるお店にとっては、
とても重要な時期になりますね。
宴会の時期になると毎週末、
そして年末が近くなると毎日宴会が必ずといっていいほどあります。
しかしどの店を見ても、
自店の営業時間に合わせて宴会を受け付けているようにしか思えません。
誤解しないでいただきたいのが、
自店の営業時間にあわせて宴会を予約するのは悪いことではありません。
というよりも、もっともな対応であると思います。
どういうことか?
例えば
17時から翌2時までの営業時間のお店があったとします。
忘年会需要の最大のターゲットはサラリーマンです。
サラリーマンといえば、17時に仕事が終了するのが相場です。
幹事は忘年会スタート時間をきりのいい19時と設定することが
多いのではないでしょうか。
忘年会はだいたい2時間くらいが相場ですから、
21時には宴会が終了します。
仮にその後、もう一件の宴会が入っていたと想定しても、
1日2回転の宴会客しか見込めません。
あとは日程を調整するしかなく、
宴会客の需要の限界が見えてきてしまいます。
このようなことを毎年繰り返していても、
結局はある一定の宴会客しか見込めず、
年末・年始の宴会需要を取りこぼしてしまう結果になるのです。
お店が広く、スタッフもたくさん抱えることのできるお店にとっては
同じ時間に2~3組の宴会客を詰め込むことはできます。
しかしそうでない小規模のお店にとっては、
1日2組しかできないという効率の悪さはもどかしい限りです。
ではどうすればよいのでしょうか?
営業時間を無視した宴会客を集めればよいだけです。
営業時間はあくまで店側の都合です。
しかしお客様側の都合で考えれば、
自店の営業時間外でも「宴会をしたい!」という需要は
開拓できると思います。
例えば主婦層。
近年主婦層の社会進出は当たり前の時代になってきました。
もちん職場でもそうですが、
サークルなどにおいても女性の活動はめざましい限りです。
しかし主婦はご自宅に子供さんを残して、
忘年会・新年会に参加することは難しいといえば難しいです。
このような女性をターゲットにした宴会需要を掘り起こすのも、
ひとつの方法ではないかと考えます。
すなわち15時からの宴会パックを用意してあげればよいのです。
もちろん客単価は落ち込むと想定されますが、
自店の営業時間外のことですから、単純に売上アップは見込めます。
またこのように、
「あなた方は特別に営業時間外で宴会を行ってますよ!」
という特別扱いをしてあげることにより、
また来ようという気持ちにもなるかもしれません。
少し無理をするかもしれませんが、
それだけの価値はあると思います。
さらには飲食店に向けた営業。
いまの時代はお酒を提供していなくても、
飲食店は比較的遅くまで営業しています。
そのようなお店で働いているスタッフは、
全員を集めて宴会をしようと思っても、
18時とか19時では全員が集まることは不可能に近いです。
しかし23時からとか24時からの宴会であれば、
全員が集まることも可能ではないでしょうか。
このように宴会を早い時間や遅い時間からできますよ、
という営業をかけることにより、
今まで取り込むことの出来なかった客層を確保することができますし、
また売上も単純にアップすることが可能になるのではないでしょうか。
どのようなビジネスでもそうですが、
「こうしなければならない!」
ということは勝手に自分たちの都合に合わせて作られています。
お店はお客様のためにあります。
お客様の都合に合わせたことをすれば、
まだまだ開拓する余地はたくさんあると思います。