DV問題解決のために明確にしたいこと | 我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

夫の暴言暴力に長年悩んでいた私。夫は、私の家出をきっかけに自分がDV加害者であることに気づき、DV加害者更生プログラムを受講。八か月半の別居を経て、同居再開し、今は夫婦でDV加害者予防・更生プログラムがメインの一般社団法人エフエフピーを運営しています。

こんにちは!

一般社団法人エフエフピーの中川亜衣子です。

 

 

 

 

梁の上で毛づくろいするこんぶさん。

 

よくそんなとこで出来るねぇ……。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

さて本題。

 

前回、

「加害者」「更生」という言葉に対する違和感

という記事を書き、

その中で

「加害者」「被害者」という人は

存在しない

ということをお伝えしました。

 

前回の記事はこちら→★★★

 

ただ、

明確にしなければならないこともあります。

 

それは下記の二点です。

 

まず一点目、

「どちらがメインで支配している(いた)か」

「最初に圧力をかけている(いた)のはどちらか」

を明確にすることです。

 

DVは「行為」ではなく「関係性」

ということは

度々お伝えしている通り、

まずはその関係性であることを

明確にする必要があります。


そしてもう一点、

実際に「暴言」「暴力」を

振るっていたのは誰か

を明確にすることです。

 

支配や圧力があったからといって

暴力を振るっていい、ということには

ならないからです。

 

私たちで言えば、

「私と夫」という二者を切り取った時、

夫がメインで私を支配していましたし、

夫が最初に私に圧力をかけていました。

 

そしてそれ(支配・圧力)は、

「夫婦」という関係性においては

「DV」と定義されます。

 

余談ですが、

これが親子であれば「虐待」、

カップルであれば「デートDV」、

上司と部下であれば「パワハラ」、

友人関係であれば「いじめ」

と定義される、と考えています。

(ざっくりですよ、ざっくり)

 

つまり大切なのは、

「関係性を明確にすること」

であり、

「関係性を改善すること」

なのです。

 

加害者は誰か、といった

犯人捜しをすることではありません。

 

そしてここまで読んで下さったあなたが、

「あなたはDVです」

「あなたは加害者です」

と言われた方だった場合、

もしくは、

パートナーと子どもが

ある日突然出て行ってしまった場合

「相手だって自分を支配していた」

「自分も暴言を吐かれた」

と言いたいかもしれません。

 

特に暴言や暴力については、

そういう事実があれば

当然そう思ってしまいますよね。

 

でも…、

 

正直、この

「関係性を明確にすること」

を、当事者のお2人だけでやるのは、

難しいのではないかと思います。


何故なら、

お互い言い分はあって当然だし、

結果良くないことをしたにせよ、

そこには

何か理由があり、

それは本人にとっては正当性があることが

ほとんどだからです。

 

また、支配関係が成立している場合、

支配されている側は、

支配している側の人に対し、

本当に言いたいことを言うことは

出来ません。

 

話し合いが成立しないのです。

 

その状態で関係性を明確にするのは

「危険」いえ「不可能」

と言ってもいいくらいです。

 

自分だけでやるのも同じです。

どうしても主観が入ってしまいます。

 

そういう意味でも、

 

何故かパートナーとうまくいかない…

 

と感じているのであれば、

是非一度お電話頂けたらと思います。

 

もう一度言いますが、

 

大切なのは、

関係性を改善すること

です。

 

加害者、被害者、

悪いのは誰か、

といったことに

囚われないでください。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

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