この歌を知っている人はたくさんいると思います。
しかし、この歌の歴史を知っている人はそれほどいないのではないでしょうか?
先週末、「アメイジンググレイス」のDVDを見ました。
この映画は奴隷廃止に一生をささげたイギリスの政治家ウィリアム・ウィルバーフォース
の半生を描いたものです。
ウィリアムには病や友人の死等様々な苦難が襲いかかるんですが
その中でも全く軸をぶらすことなく奴隷廃止を訴え続け、最後には
勝利を勝ち取ったのです。ほんと感動的な映画でした

さて、ウィリアムが政治活動の中で助言を求めた一人に聖職者のジョン・ニュートン
という人がいました。この人こそが、アメイジンググレイスの作詞者なのです。
なんと、ジョンは以前、奴隷船の船長をし巨万の富を得たそうです。
しかし、ある日の海難事故を境に改心し、その後勉学と多額の寄付金を
重ねて牧師となり、この歌が生まれたそうです。
私は今年の3月にアフリカのタンザニアにあるザンジバルという国に行ってきました。
この国は1897年に奴隷制度が廃止されるまで、奴隷市場で有名な国で私はその旅でいろいろ
まわってきました。
中でも印象的だったのが、当時奴隷の人たちが収容されていた部屋に行ったときのことです。
部屋は地下にあり非常に狭く、小さな穴が数個あいているだけの劣悪な環境の部屋でした。
このような部屋に人間が数週間もいたと思うを胸が痛くてたまりませんでした。
この胸の痛みを歌ったのがアメイジンググレイスなんだろうか?
そんなことを考えた週末でした。。。


