奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ -540ページ目

奈良・夏祭り花火イベント情報

夏休み、まっさかりです!!
学生のみなさま、いかがお過ごしですか
いやはや、うらやましいやら・・・

この機会に、歴史と緑の町、奈良をおとずれてはいかがですか。
遠く新幹線で京都駅で降りて、京都タワー、東寺へと向かう前に、
もうすこし我慢して、近鉄京都線・特急奈良駅行きに乗って、奈良へお越しください。
せんとくんと、鹿さんが、あなたを御迎えします


勿論。
奈良は鹿、大仏だけではありません。


花火もあります。



7/31 桜井市網越神社 おんぱら祭奉納花火大会
      JR桜井線三輪駅より徒歩5分。芝運動公園。

8/1  いこまどんどこまつり
     近鉄奈良線生駒駅。

8/1  大和郡山市やまとの夏祭り
      JR関西本線郡山駅、または近鉄橿原線郡山駅。

8/4  宇陀市はいばら花火大会
      近鉄大阪線榛原駅より徒歩3分。

8/8  高取町壺坂寺燈会納涼花火大会
      近鉄吉野線壺坂山駅よりバス「壺坂寺前」下車。

8/14 曽爾村ぬるべの郷夏祭り
      近鉄大阪駅榛原駅より奈良交通バス。
      曽爾村役場、曽爾村大字塩井ふれあいホール周辺

8/14 山添村東山夏まつり
      山添村桐山農村広場

8/15 吉野川祭り 納涼花火大会
      JR和歌山線五条駅より徒歩10分。
      花火とレーザー光線と音楽との共演!
      吉野川大川橋河川敷。

8/15 御杖村ふるさと夏祭り
      近鉄大阪線榛原駅よりバスで60分

8/15 下北山村夏祭り
      近鉄吉野線大和上市駅より奈良交通バスで「池原停留所」下車。






小説【生駒山上遊園地】(2)

高校の時に大阪から奈良へと引っ越しをした。

夏休みにはいったころ、大阪にいたときの友達から「生駒山上遊園地にいこうや」と誘われた。
約束の時間。夕方。
一人、近鉄生駒駅のホームまで、のこのことでてくる。
卓哉、和実、美津子、健二のくされ縁の顔がそろっていた。
一同、あれ~っと声をあげた。
「なんだよっ」
「別にぃー」と声をそろえていいくさる。

日が暮れるまで生駒山上遊園地で遊ぶ。
ジェットコースターに観覧車。
和実と美津子がみんなのお弁当をもってきた。
卓哉とふたりでみんなのお茶のペットボトルを買いにはしった。
携帯をみる。着信なし。

お化け屋敷。
ボートにのりこみ、お化け屋敷のなかを進む。
なんだこりゃ。
一同、爆笑の渦だ。
別のところで、レーザー光線でエイリアンを倒すというパビリオンに入る。。
中学の頃、卓哉とプレステで対戦したときのことを思い出し、高得点を競った。
携帯をみる。着信なし。
「きょうは、ひとりやねんなぁ」和実がいった。
「うーん。まぁなぁ。」

日が暮れると、ドンっとあたりはくらくなる。
観覧車やジェットコースター、コーヒーカップ、メリーゴーラウンドのイルミネーションがともる。
闇夜に、煌々と浮かぶ遊園地は、まるで夢の世界だ。
携帯をみる。着信なし。
「どうしてん」と卓哉。
「うっせ。」
何もない。

ピラミッドのイルミネーションの前で、みんながアイ~ンをして記念撮影する。
撮ったのは僕だ。

「奈良県人になってどうだ」と卓哉。
「うっせ。関西人だよっ」と僕。
「大坂を裏切ったおとこぉ」と和実。
「うっせ!」

はしゃぎつかれて、園のはしのおちついたところへゆく。
すると・・・・
下界の奈良の夜景が広がる。
みんな息をのんだ。
とおくに春日山がみえる。
がくっとうなだれる。
「彼女と、いっしょい見たい夜景だとおもってる?」
卓哉だ。
「うっせ、うっせ、うっせ!」
みんな、僕の方をみてニヤニヤしてる。
「うっせ~~~!」

そのときワンコールだけ、携帯がなった。
メールだ。
何気にみる。

食い入るように見る!

顔がほころぶ。

「おー」と卓哉。

「彼女だな」と健二。



”今日も暑いね(^_^;)”

なんでもない、どーしようもない文面だった。

”今度、生駒山上遊園地いこうぜ”

手早く、返す。

”うん(*^。^*)”

返信も早い。

小説【生駒山上遊園地】(1)


閉園間際までいた生駒山上遊園地からの帰り。

近鉄生駒駅。

大阪難波行きの電車にのりこむ。

遅い時間まで、家族とつきあっていたが、頭のすみでは、”明日は仕事だ”が連呼されていた。

腕白ボウズにつきあわされて、ふりまわされて、すっかり疲れ切ってしまった。

「重いなぁ~」

電車の中の蛍光灯のあかりは、現実感を呼び起こす。

だけど、いつもより白っぽく、あかるすぎるように感じる。

原色のイルミネーションと、暗がりにいたのだ。

目がなじんでいないのだろう。

歩けないとだだこねた腕白ボウスは、今は、背中におぶさり眠っている。

肩越しに振りかえる。

あわさった瞼のまつげと、小さなこぶしにならんだえくぼに、思わず、笑みがこぼれる。

はたと妻に見られる。

苦笑いを浮かべる。

妻は、笑顔を浮かべた。

ふと、前に座っていた老婆が立ち上がった。

にっこり微笑んで、席をゆずってくれた。

疲れていたので、あまんじてゆずってもらうことにした。

もうしわけないぐらい頭を下げる。

ボウズを抱えるようにして、腰をおろす。

重くなったなぁ・・・

ふっと息をつく。

ありがとうと、妻が言った。

「なんだよ・・・」

「うん」