世界トップクラスを目指す マーケティング戦略 -31ページ目

世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

超ー本気で行くぞ!世界トップクラスを目指す

以前、オハイオ州のクリーブランドのダウンタウンで
人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の
オーディションが開催されたことがあります。

州内だけでなく、近隣の州からも何千人もの人が足を運び、
街は短期滞在をする人でごった返しました。

ところが、どうしたことか、
会場近くにある博物館「ロックの殿堂」は、
アメリカン・アイドルを利用した特別企画の催しや
イベントなどを一切行っていませんでした。

私が知る限り、近くのレストラン、ホテル、店舗など、
このビッグイベントを利用しているところはどこもありませんでした。

地元のAMラジオも聞きましたし、新聞も読みましたが、
こちらにも見当たりませんでした。

もし誰かが何かをしたと言うのなら、
きっと私の目から上手く逃れたのでしょう。


同じ週、ピーター・ローのサクセスセミナーが、
同市のダウンタウンにあるガンド・アリーナで開催されました。

来場者は約1万7,000人。
当日の朝、交通情報を担当するレポーターが
ヘリコプターから早朝の大規模な交通渋滞を目の前に、
困惑した表情で報道していました。

しかしレポーターは、1万7,000人を街に呼んだ
アメリカ最大のビジネスセミナーについては触れませんでした。

おそらくレポーターまたは報道局側で、
そのセミナーを報道する価値はないと判断したのでしょう。

本屋、オフィス用品店、ホテル、レストラン、自動車販売店で、
このイベントを利用しようとしている者も皆無でした。

なぜ“アメリカン・アイドル週間”を企画しなかったのでしょうか?

なぜ“クリーブランドにサクセスセミナーがやってきた週間”
を行わなかったのでしょうか?

その理由は、圧倒的多数の人々がチャンスに気付かないまま、
日々を送っているからです。

チャンスは身の回りにあるのに、人は気づかないままでいます。

レコード店やレストラン、バーのチェーン店を営んでいるなら、
数週間前からアメリカン・アイドルにちなんだ
プロモーションをすることができたはずです。

高級車販売店や高級ブティック、本屋を経営しているなら、
数週間前からサクセス・キャンペーンをして、
入場券を配布することだってできたでしょう。

こうしたビジネスオーナー達は皆、
プロモーションの実施を思いつかなかったわけではありません。

もっとひどいことに、彼らはプロモーションをするチャンスが
あったことにすら、気付くことができなかったのです。

彼らは自分のマーケットで何が起きているのかにさえ、
気付きませんでした。
顧客にいろいろ質問できない人も少なくありません。
私はコンサルティング中に、クライアントが自分たちの顧客が考えていることや、
欲しい物を知っていると思っていたり、信じ込んだりしていることに、毎回イライラさせられます。
実際は、彼らは何もわかってなどいません。

成功している人たちに、様々な質問を投げかけることができない人も大勢います。
質問を阻むプライドは敵ですし、忙しさは障害です。

意味のある質問ができない人もたくさんいます。
私はしばしば、望んでいる答えを引き出すために組み立てられたような質問をされます。
最良の質問とは、答えを限定させるようなものではないのです。

好奇心もほどほどにしないと痛い目を見るとよく言いますが、
好奇心が起業家を殺すことは決してありません。
むしろ、その逆です。
引き続き、「質問」についてお話します。

数年前、私はドロシー・リーズという、大変頭の切れるビジネスウーマンと一緒に仕事をしました。
彼女はプロの講演者であり、著者であり、癌の克服経験を持ち、
女優でもあるという、驚くべき経歴の女性です(アマゾンで彼女の本を見つけられますよ)。

彼女があるとき開催したセミナーのテーマは、『賢い質問』についてでした。

彼女はこう主張しました:

「人生の質が、質問の質に直接関係する」

しかし、多くの人はここで失敗します。

ほとんどの人は、自分自身にいろいろ問いかけることができません。
だから私は、質問の手助けをするために、ニュースレター内でよく質問をします。

多くの人々は、悩まされる質問、困難な質問、手ごたえのある質問を嫌います。
しかし、成功する起業家は、そういった質問を探しています。

私には、長い付き合いのクライアントがいます。
彼は小規模だったビジネスを、巨大ビジネスへと成長させていきましたが、今や質問されることを嫌っています。
彼のまわりにはYesマンしかいません。
彼に立ち向かう人は、追放されてしまいます。
その姿勢のせいで、彼はいつか壁にぶつかるのではないかと、私は大変危惧しています。