黙れ! 2 | 藤花のブログ 詩と

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この胸に 湧き上がる気持ちを 言葉にして あなたに贈りたい







「 そちが 近頃ヘイト発言で

  我がシラ・ハクソ市の評議員の品格を貶めて

  政権にも 良からぬ野心を持つという

  トヨ・ダマ・ユミロスか ? 」


「 この ハ ゲ ~ !! 」


「 人の肉体的欠陥を あげつらうのは良くないぞ 」


「 うるせ~い ! 

  衆人環視の中 逮捕しやがって、

  これ以上 私の評判を下げるな ~! 」


「 自分で 下げていると思うがな 」


「 お前は どれだけ 私を叩いている !? 」


「 ワシが いつ 叩いたというのじゃ ? 」


「 ち~が~う~だ~ろ~ ちがうだろ ~! 」


「 何が違うのじゃ ? 」


「 鉄パイプで お前の頭を砕いてやろうか ! 」


「 おいおい そちは 王であるワシを

  殴り殺すというのか ? 」


「 わかってないよ ! 」


「 何がじゃ ? 」


「 あたしは このシラ・ハクソ市の

  最高学府を卒業して

  官吏になり 他国のエリート校に

  留学した才女なんだよ ~ ! 」


「 だからこそ 評議員になったのだろう ? 」


「 お前は どれだけ あたしの心を叩いている ! 」


「 叩いた覚えなど無いがのう ? 」


「 世襲で 王様の地位についているだけの

  デコスケのくせに ! 」


「 ひどい言い方じゃのう、

  そちのほうが ワシの心を叩いておるようじゃ 」


「 ちがうだろ ~ ! 」


「 何が ちがうのじゃ ? 」


「 あたしのほうが 頭良くて 立派だから

  クラクソ市の 統帥権は

  あたしが 握ったほうがいいんだよ ~ ! 」


「 おいおい それは反逆罪に当たるぞ 」


「 お前の娘にも 危害が及ぶぞ !

  あたしの 支持者を怒らせるな !

  過激思想の馬鹿で危険な 

  鉄砲玉も大勢いるんだ ! 」


「 先ごろ捕まえた ダ・メロスと言う奴もそうか ? 」


「 あいつは 馬鹿だから 

  あたしの計画を 理解しないで

  かってに お城に忍び込んだんだ ! 」


「 そうか、こそ泥だと思って逃がしてしまったわ 」


「 あたしが 鉄バイブで お前の頭を砕いてやろうか ! 」


「 だから そんなことは 許されないぞ ! 」


「 うるせい !

  お前の娘を 叩き殺されても、

  そんなつもりじゃなかったです~♪ 

  って言ってみろ~♪ 」


「 我が娘にも 危害を 及ぼすつもりか ? 」


「 この ハゲェェェェ~~~~~ !!!! 」


「 うるさいわ ! まだ 言うか !

  それじゃ おなじみの 磔 の 刑 !

  と言いたいところだが 目立つ刑罰は

  フェミニスト団体が うるさそうだから 、、 」


「 どうするつもりなんだよ ! このハゲ ~! 」


「 そうさなぁ 、、、 」


「 舌でも 切るか ? 」


「 それは 地味じゃのぉ 」







「 じゃぁ 派手に斬首にでもするかぁぁあ ~?! 」


「 それも 血がドバドバ出て残酷じゃのう 、、、

  そうじゃ 禁固刑で メシ抜き 一年 」


「 何 だ と ~ キィィィイイイ ~ !! 

  この人でなし、鬼畜、悪魔、サディスト !

  そんな処刑を凌駕する残酷なことが 

  ゆるされるのかぁぁあああ ~!

  歴史に名を残す 史上最悪の暴君 !

  人でなし サディスト 

  恐るべき人権侵害だ~!

  くたばりやがれ ク▽袋野郎 ! 」


「 せいぜい 今のうちに叫んでおくがいい、

  いずれ そんな悪口雑言も 

  出なくなりそうじゃからのう

  うほほほほほほほほ ♪ 」