「 キサマか 城内に忍び込んだ
ノム・ラリュウ・メロスというのは ？ 」
「 ですから、デオニオス王様ぁぁあ～ ！
あのぉおお～、私はそのぉお～、
本当にもう、あの、僕はあのぉぉ、
小さな子どもが大好きでぇ、
本当に子どもが大好きなんで。
うぇぇええ～ん ！
ですから、もう、そういう子どもたちに
本当に申し訳なくて。
こんな、あの、大人で、シラクス市民の皆さま・・・
私も本当にもう、死ぬ思いで、うぉおお。
あの、死に死に、死ぬ思いでもう、あれですわ。
あっ、あの一生懸命、努力を重ねて、
見知らんシラクス市に移り住んで、
やっとシラクス市民の皆さまに認められて
本当にこうやって お城の皆さまにご指摘を受けるのが、
もう本当に辛くて、情けなくて、ぅううう。
もう、子どもたちに本当に申し訳ないんですわ ！
ですからぁぁあ～、げふん ゲフン ！
お城の皆さんの ご指摘を真摯に受け止めて、
市民という大きな、くっ、カテゴリーに比べたら、
お城への不法侵入と言うのは ううぅぅうう～
報告の、ね～。折り合いを付けるっていう、
へふへふ、ことで、もう一生懸命・・・
本当に、へふへふ、少子化問題、高齢、
うおぅおおおお ～！
ええぁぁあははあぁ～ん、
高齢者問題は わがシラクス市のみ、
どぅあぁぁあはははは～ん、
わが シラクス市のみ
おわはぁぁあああ～ん ！
のみならず、この国の問題じゃないですかぁああ ～！
そういう問題うぉほうお～、解決したいがために、
はぅ、俺はねえ、うはあはは～ん、うぎゃぁぁぁ～！
誰がねえ、誰が政治をしてもしても
おんなじやおんなじや思って、
うぁはあはは～ん ！ うわぁああ～ん ！
ずう～っときたんですわ。
せやけど変わらへんから、そやったら私が、
はぅ、はぅ、
王様に お会いして、文字通り、うぅぅはあはは～ん、
命がけでえぇぇ～ 王様をぶっ殺し、、いや
お命を狙わして いただこうかとぉおお～
私が 取って代わろうかとぉおお ～
うわは～ん、うぉぉおお～ うぇええ～ん ！ 」
「 黙れ ！ やかましいわ ！ ガキか ！
お前 見苦しくて鬱陶しいから
『 磔 の 刑 ！ 』 」
