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「 地獄に行くがいいさ! お~ほっほほっ ! 」
プリンセスが 短銃の引き金を引きました
<<< バ ァ ー ン ! >>>
しかし
一瞬早く振り向いた人魚姫の 超音波メスが
プリンセスの短銃めがけ 発射されました
<<< キューン >>>
「 あ” っ ! 」
短銃に衝撃を受け プリンセスは狙いを外しました
発射された弾丸は 人魚姫の服をかすりました
「 テメェェエ ~! 魔術使いなのかぁあ ~!
このおぉおお 小娘の分際でぇぇぇえ ~!
許しちゃぁおかないぞぉおおお ~! 」
プリンセスは 若い娘に 異常な敵愾心を燃やします
失った若さは 取り戻せないものです
だからこそ 無駄に 無計画に 自堕落に
過ごした若かった日々の 自分自身を思い出し
プリンセスは無性に腹が立ち 若さを憎むのです
プリンセスは もう一度弾込めした短銃を持ち直しました
「 今度の弾丸は 殺傷能力に優れた
とっておきの ダムダム弾だよ ~!
被弾したら 弾丸が砕けて
その身を ズタズタのボロボロにしてしまうのさ !
お~ほっほほほほ ♪ 」
プリンセスは 人魚姫に 狙いをつけました
「 お前の ピンクの脳髄を
薔薇の 花びらが舞うがごとく
私の手で アーティスティックに
美しく華麗に 舞い散らせてやるわ !
お前の 白い柔肌に
赤や ピンクの 彩りを添えてあげましょう
幾重にも リボンを巻くようにねぇ
哀れで 悲しくも 美しい 死に装束としてね
マーブル柄は お好きか~い ?
お~ほっほほほっ ! 」
プリンセスが 何やら
ウダウダ ゴチャゴチャ言っている間に
人魚姫は 渾身の力を込め 超音波メスを
プリンセスの乗る荷馬車の車軸に向け 発射しました
<<<< キ ュ ーーー ン >>>>
<< バ ッ キ ~ ン ! >>
整備不良で劣化していた車軸の留め具が破壊され
車輪が 外れかけました
< グラグラグラ > < ガタピシ ! >
プリンセスが乗った荷馬車は 安定を失い
やがて 車輪が車軸から外れ 大きく傾きました
「 うぉぉおお ~ !
何すんのぉぉおお ! 倒れるぅぅううう ! 」
< ど お ~ ん ! >
と 音を立て 馬車は横倒しになりました
「 ぐわぁわわぁ ~! プリンセス様 ~!
どうしたんですかぁぁあ ~?
この頃 セルライトが増えた
とっても醜い 肥大化したお尻で
不用意に 片側に寄ったから
馬車のバランスが くずれたんですか ~? 」
「 何ぬかしゃがるんだ ! ボケカス ! }
叫ぶ 変態従者とプリンセスの馬車を 尻目に
人魚姫と王子を乗せた馬車は 遠ざかります
「 おぼえてろ ~!
次に会った時が お前の命日だ !
この恨み 倍返しだ !
いや 100倍返しで 必ず始末してやる
切り刻んで 刺身にして
大皿に 綺麗に盛りつけてやる ~!
これがホントの 女体盛りだぁぁああ ~!
キィィィイ ~~~! 」
禍々しき怒声が 地獄の悪魔の声のように
後方から響いてきました
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
人魚姫は ようやく御者席に移り
王子に代わり 馬の手綱をつかみ
馬車を 港に向け走らせまし
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 ちょっと 聞きますが いいですかぁ ? 」
転倒した荷馬車から 放り出されたプリンセスが
道路に無様に ひっくり返った変態従者に尋ねました
「 はい なんでしょうかぁ ~?
おぉ いててて 」
「 お前 王子たちを拉致してきた時の
工作高速艇は ちゃんと隠してあるのでしょうねぇ ? 」
「 えぇ~っと
また すぐ使えるように
王室専用の船着場に つないでありますが 」
「 バッカも~ん !
あれは試作品で 一台しかないのに
それに乗られたら
私たちが追いつけないだろうが ~! 」
「 あぁ そういえば そうですよね
なんと わたくしめ 鍵も付けっぱなしでした
燃料も そこそこ残ってます
彼らには 好都合ですなぁ
まぁ 今さら しかたないですけどねぇ
うっひひひひっ ♪ 」
「 うっひひ じゃあないよ !
今後 悪事がバレたら どうなるんだい ? 」
「 王子の国と 全面戦争になるやもしれませんなぁ
またプリンセス様が 世論に叩かれてデモが頻発して
反政府活動が 盛り上がってきますなぁ
不満分子たちによる革命で 政権が転覆してしまうかも
プリンセス様は 恨みを抱いている国民に捕まって
吊るし首 火炙り ギロチン等の処刑かも
この先 見通しは暗いですなぁ
どの処刑が お好みですかぁ ?
うっひひひひひっ ♪ 」
「 何だとぉ ~!
今 ここで お前を処刑してやる ~! 」
「 うわぁわぁ ~!
新しくて 激しいプレイ ~!
プリンセス様 ~♪
ぶっとい腕で見事なチョークスリーパーホールド
腕をあげましたねぇぇぇ 、、
あぁぁ 天国が近づいてきてるようですぅぅうう ~♪
ほら 天使が見えてるぅぅぅ ~
わたくしめに何か かたりかけてますよぉぉぉ ~
うぐぐぅ うぐっぐぅ 、、、
ぎぃいぎぃぃいい 、、、 がっくし 」
続 く