凍り付く3 | 藤花のブログ 詩と

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この胸に 湧き上がる気持ちを 言葉にして あなたに贈りたい





      気絶するほど 殴られた あくる日



        彼は いつものように 謝り



      何か プレゼントをすると 言った














     二人が 出逢って もうすぐ 一年になる



    私は 近所の リサイクルショップで 見た



      横置きの 大型フリーザーを 望んだ















     まるで 中くらいの バスタブ ほどの 



      大きな 上蓋に 鍵付きの 冷凍庫



          どこかで 業務用として 



         使われて いたのだろうか












       彼は いぶかしんだが 同意した



             二人の暮らしには 



          分不相応な 大きさだが 



          食材を 買い置き でき



      食費の 節約になると 納得させた
















        その日に 手付金を 払い



    一年目の 記念日に 配送を 頼んだ














      キッチンに入った フリーザーは 



     店で見るより 大きく 感じられた

















        記念日の 料理を作った 



         彼の 好物を 並べる



         ウイスキーも 買って 



         彼と 祝杯を 上げた



         彼は 料理を 平らげ 



         遠慮がちに 四杯目の 



           グラスを 空けた




























          睡眠導入剤 入りの 



        ウイスキーの 水割りを、、、

































       私達は これからも  一緒だ 







           ずっと 離れない
























        彼は 静かに 眠っている 







             穏やかに 





          微笑んでいるように


























        冷たい フリーザーの 中で




























         あの 冬の 日を 想う





       凍えるような 日だった と








         あの日の 彼の 笑顔を 








            思 い 出 す









      優 し く 暖 か な 笑 顔 を












           わ す れ な い 、 、 、


























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