ロンドン観光でやったことその2(ロイヤルバレエほか) | イギリス・ケンブリッジ日記

イギリス・ケンブリッジ日記

2011年8月末より、約2年半ケンブリッジに住んでいました。
2014年3月に帰国しましたが、イギリスに旅行した際などにまだ更新中。

こちら、引き続き6月の旅行の振り返りです。
 
ケンブリッジで泊まったアパートメントにて、
ご近所の超迷惑なパーティーのおかげで最低の目覚めをした朝…。
この日はケンブリッジからロンドンに戻る日でした。
 
あ、朝ご飯には、イギリスに住んでた時大のお気に入りだった
ウェイトローズのスコーンにクロテッドクリームをたっぷりつけて食べました音譜
その前の日は、同じく好きだったカフェチェーン、 Pret A Manger(プレタ・マンジェ)のスープもテイクアウトして食べられて満足。
 
ケンブリッジからロンドンへ移動して、最初に泊まったのと同じパディントンのホテルにチェックイン。
まあここでも部屋のグレードが予約と違いフロントとバトルをしてから
朝方眠れなかった分をカバーするべく、出かける時間まで仮眠をとりました。
なぜならこの日はロイヤルオペラハウスでバレエを見る予定だったから。
 
Nさんは長い期間バレエを習っていて、日本でも幾度とバレエを鑑賞していて。
せっかくだからロンドンのバレエを見てみたい、とのことだったので、
滞在期間中にやってるバレエないかな~と検索してみたら
ちょうど英国ロイヤルバレエ団がスワンレイクをやっているではないか。
しかも公演最終日の6月21日は日本人プリンシパルの高田茜さんが主役オデットを踊る日!
ぜひ高田さんの踊りが観てみたい!と、旅程をやりくりして、この日の公演のチケットを押さえたのでした。
 
夕方になって身支度をし直し、最寄り駅のコベントガーデン駅へ。
まずは近くのニールズヤードへ、買い物はしないけど雰囲気を楽しみに。
 
 
 
もう一度コベントガーデンに戻ってきて、
 
 
バレエの開演は19時半、それより前に晩御飯を食べてしまおうということになり。
うろうろ迷った挙句、ファミレスでいいか~と超久しぶりのNando'sへ。
眠気を誘わないよう(私はトイレ問題も心配なので)珍しくアルコールなしで。
 
…なんかこの写真だと半身のチキンが小さく見えますが、けっこうなボリュームです。
Nさんに間違って辛いソースを勧めてしまって申し訳ない。ハーブのやつは辛い、忘れないぞ。
 
さくっと夕飯を終え、いざロイヤルオペラハウスへ。
 
今建物の一部が改修中。今年の秋には完成予定だそうです。
 
 
 
開場前に着いて時間が余ったので、劇場内のカフェでお茶をしてから
 
(顔になんか疲れが見えるw)
 
時間になって会場へ移動。その前に覗いたバルコニー、たくさんの人が飲み物を飲みながら談笑してます。
 
 
開場前や幕間に観客が飲み物を飲むバーホール、上階はレストラン。
 
(ちなみにここへ来る前ネックレスつけてたけど、ひっかけてチェーンを切っちゃった。直さなきゃあせる
 
 
大きな膀胱を持っていたら、ここでスパークリングワインとか飲みたかったけど…しょぼん
残念な身体だわ…トイレが近い体質ってこういうとき本当にうらめしい。
 
そしていよいよ座席へ。今回はAmphitheatre、4階席です。
 
最終日だということもあってか、2か月以上前の4月上旬に予約した時点ですでに残る座席が少なかったです。
Nさん、ステージ全体が見渡せる席がいいとのことだったので、こちらに。
さすがにステージから距離はありますが、前の席との段差もあり観やすかったです。
なおロイヤルオペラハウスは予約時に座席を細かく指定でき、かつそこからステージがどんな風に見えるか、
そしていくらの席か表示もあって、すごくわかりやすいシステムになってます(こちら)。
決済はクレジットカードで、チケットはeチケットで受け取れるし。
英語が読めればだけど、自分で取るのが断然おすすめです。
 
 
 
バレエ鑑賞なんていうとかなりドレスアップが基本のように思えてしまいますが、
さすがイギリスの劇場、ドレスコードは人による、という感じ。特にAmphitheatreはかなりフリーダムです。
しっかりワンピース姿のご婦人もいれば、ジーンズ姿のお嬢さんもいて。
ただ見かける日本人はさすがにみんなよそ行きのスタイルでした。
バーやレストランに行くなら、ちょっと気合を入れておしゃれした方が居心地よいでしょうね。
そして公演は…とても素晴らしかった!
眠くなるかも、なんて心配、完全に杞憂でした。バレエ鑑賞初心者の私もそれくらい引き込まれた。
高田茜さんの見せ場、第三幕の黒鳥32回転フェッテ(と言うの?)も完璧!
Nさんいわく、回転の仕方もかなり難度の高いものだったとか、
なんか、回転の都度足で踏み切って勢いをつけるんじゃなく、一度踏み切った勢いのまま連続で3回転とか2回転とか回るのがすごいのだそう。
 
また今回は高田さん以外にも日本人キャストが複数出演していて。
王子のお友達役にアクリ瑠嘉(ルカ)さん、
二羽のスワンのうちの一人、崔由姫(チェ・ユフィ)さん、
複数のスワンたちの中に金子扶生(ふみ)さん。
ちなみにこの日は違いましたが、男性の主役ジークフリード王子を、日本人プリンシパルの平野亮一さんが演じる日もあるのだそうで。
海外でこうして頑張っている日本人の方を見ると、なんだかうれしいし、なんてすごいんだろうと感心してしまいます。
 
これまで私、バレエをちゃんと見たことがなく、バレエのこと本当に何も知らなかったのですが、
詳しいNさんと一緒に鑑賞し本当にいろんなことを教えてもらえて、十二分に楽しむことができました。
またロンドンで違う演目も見てみたいし、日本でも行ってみたい!