がんになったら
からの紹介:

がんは直さない方が良いといって意気盛んな近藤誠医師がまた

一般治療法を批判している。
”医者に殺されない47の心得”がそれだ。
文藝春秋や週刊文春でもなんどかとりあげられた内容だ。

がんの重粒子線治療についても口腔内のがんで副作用がひどかった一例をあげて重粒子線は副作用がひどいのだと主張している。
一例だけで全体を批判しているし、
正常細胞への線量が強いのだとおかしな批判している。
どんな治療法にせよ、X線にせよ、陽子線にせよ、
生物効果を項虜した正常細胞への線量はちゃんと公開されているのだが
近藤氏はそんなことは気にもかけていないようだ。
どうも近藤氏は不勉強な医師の印象がした。
線量についてもそうだが、
もっと素人受けのする記述がある。

健康になるには
卵を飲み牛乳を飲みなさい”
とご託宣をしている。

ちょっと勉強好きなひとや健康に関心のあるひとなら
牛乳が一般的には体には吸収されず健康にはむしろ良くないことや
卵も無精卵ばかりだから健康によくないことはよくいわれている。

健康本を書くのならそれらには反論をつけるべきだが
重粒子線治療にも不勉強が目立つので
まあ、その程度のお医者さんかと思われても仕方がないだろう。

近藤氏の発言内容からいってこの程度の批判は実名で
引き受けるべきだろう。