無題 | ごめんそれほど好きじゃない

ごめんそれほど好きじゃない

好きだけどそれほど熱中してるわけじゃないんです。

いま上空を自衛隊の災害派遣部隊が通過していった。

よろしくお願いしますと、機体に向かって

頭を下げた。

 

実家のマンションの上階は震度3程度でも

いつまでもダラダラと揺れて怖い。

この揺れは東日本大震災の時と同じ感じが

したから、すぐに大災害だと察した。

こんな既視感、出来れば持ちたくなかった。

 

私達と一緒にいたから、母もそれほど怖がりは

しなかったが、一人だと不安だっただろう。

落ち着いてから実家を後にした。

 

NHKは全国ネットゆえ、どこの地域の

緊急地震速報も流してしまう。

今回は、スマホの警報は鳴っていないので

震度自体は被害の出るレベルではなかったが

テレビからの警報音の度に母が怖がって

玄関ドアを開けに行ってしまうので、

仕方なくチャンネルを変えた。

他局だと警報音は地域ごとなので音は止んだ。

 

今は自宅にいる。

戸建ても今回は長く揺れたらしい。

 

福井のあわら市には取引先がある。

心配だが連絡の取りようがないので我慢して

状況の把握に努める。

休みが明けたら被害状況の確認を

互いに「メールで」しなければいけない。

これは災害の度に、これまでも幾度も

繰り返してきたルーティン。

こういうのも慣れたくないのだが。

 

こういう時になると、なぜか張り切って

Xなどに災害時に役立つ豆知識をやたらめったら

リポストして何か役だった気分になってる人がいる。

現地は停電し、基地局も不安定だし、

そんな時に不確かな情報を拡散して余計な事をする。

安全な地から興奮して垂れ流すその情報が

正しくない時の責任も取れないくせに。

いつも災害の度に思うが、愚かな人間だと呆れる。

 

まるで親戚に1人は必ずいる、

「金も労働力も提供しないくせに口だけ挟む」

いっちょかみオバサンのように。

 

目出度い画像を添付したあけおめブログを

載せる予定で予約投稿を準備していたが、

削除した。それどころじゃなくなった。

今回の震源が外海から内陸へ少しずつ移動して

いたり、中央構造線を刺激したりする可能性を

考えると、明日は我が身と考えた方が良さそう。

 

まったく、元日でも容赦ない。

自然は残酷だな。

状況を見てから、支援の方法を考えることにする。