先日、東京駅でランチを食べていた時。
平日だったので回りは近隣で働く人が多かった。
隣にいたリーマン2人が、会社の話をベラベラと垂れ流す。
予備知識無くても、とあるメガバンク社員だとわかる(笑)
モチベーション高めの講釈をひとしきり。
東京駅近辺のメガバン勤務なら、全国の社員の中でも優秀組だろうとは思う。
だがしかし。
1,200円のランチ食いながら社内情報を垂れ流すな。
どこに産業スパイがいるかわからんのだぞ。
(ドラマの見過ぎ)
いくら一流リーマンと言えど、私の年齢からみると赤子。
半時間でだいたいの人間関係わかったではないの。
へっへっ、まだまだだな(笑)
因みに私は2,000円のランチ。勝った。←小さい
翌日も東京駅近辺でランチ。カジュアルフレンチ。
ワンコースなので一律3,000円。
隣の席のオバサマ2人。1人が一方的に喋り、1人は聞き役。
いつも思うのだけど、この聞き役の人って何が楽しくてランチ一緒にしているんだろう。我慢大会じゃあるまいし。
服装やらなんやら、意識高そう。
全然面白くも無い話を口から泡を飛ばす勢いで喋る。
面白くないから眉間と額にくっきり皺が現れるんだろうか。
皺に化粧がヨレて溜まってる。唇の端にも若干唾が溜まってる。お笑い芸人が喋りすぎてなるやつ。
早く目の前の食事を平らげればいいのに。
話の内容は、全て家族の自慢話だった(笑)
最初は子供自慢、お受験体験記、留学体験記、就職先のこと。まるで自分が経験したかのように話すものだから、最初は子供の事だとわからなかった。
聞き役の女性の反応がすこぶる薄い。
「わー」「へえー」「そうなのー」「ほー」で構成されている。まあ、それしか言えないよね。
途中でネタが切れたのか、話題が変わった。
「夫の仕事がね」
今度は旦那かよ(笑)
自分には何もない、人のふんどしで相撲を取る人。
最終的に子供が手を離れ、旦那は旦那の世界を行けば、この人は何を糧に生きるんだろう。自分の事を楽し気に語れる日は来るんだろうか。私が友人ならそっちを聞きたいな。
反対側の隣席は30代ぐらいの同級生お嬢さんたちの集まり。
お誕生日をお祝いしていたのか、キャピキャピ(死語?)していた。デザートが可愛くてキャー!と歓声を上げてた。
うちの娘は全然キャピキャピしないので何だか新鮮。
ともかく、東京駅界隈で聞こえてきた会話は、私が日頃ランチ中に聞いてる会話よりもかなり意識高めには違いなかった。
会話以前の問題で、私はご飯の最中は、「うまい」以外の言葉を発しないで黙々と食す。気心が知れた相手だとほぼ喋らない。気を使って喋るとドーンと疲れる。
食い意地が張ってるのもあるし、そもそも食事中は喋るなと躾られてきたもんな。
食べながらどうやって喋るんだ?難しいじゃないの。
皆あれだけべちゃらべちゃら喋りながら食べられるの、随分器用だな。
いつもと違う場所でランチをしたら変な感想だけが残った。