暖かくなると、あの黒くてありえないフォルムのゴキ、
(以下Gとします)の恐怖が蘇る。
もう3年ほど、家の中ではお目にかかっていない。
台所の排水口の隙間から上がってきていたのに気づいてパッキンで塞いだり、ゴキブリキャップやらゴキブリが居なくなるスプレーやら、手あたり次第使いまくった効果かな。
「Gは、1匹いたら100匹いると思え」
という、世にも恐ろしいことわざ(ん?)がある。
そろそろ気温も上がり始めたから、今年も対策しないとなー
と帰る道々考えていた。
と、いつも道路族が出てくる袋小路にさしかかる。
自転車で、ロクに左右も確認せずに飛び出してくるのが常。
こちらもかなり用心しているから驚きはしない。
案の定、1匹飛び出してきた。
1匹いると100匹、のセオリー通り、2匹目、3匹目と
続いて出てくる。
本日は5匹だった。
Gの事を考えながらだったからちょっと笑ってしまった。
すでに辺りは薄暗いが、相変わらず親の姿は無し。
いつか事故るぞ。
心配なぞ一切しないが、巻き添え食らうのはごめんだ。