1月30日、大阪府茨木市で男性を暴行しその後、死亡させたとして殺人容疑で送検されていた男性(42)について、大阪地検が20日不起訴処分としました。
大阪府茨木市の駐車場で男性に暴行を加えその後、死亡させたとして、殺人の疑いで捜査を受けていた派遣社員の男性について大阪地検は不起訴としました。 2月20日付けで不起訴となったのは高槻市の派遣社員の男性(42)です。
去年11月、福岡市博多区の住宅で女性(60)が包丁で刺し殺された事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕され、その後、殺人容疑で送検された女性の夫(66)が不起訴処分となりました。
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最近、上のようなニュースを耳にする事が多くないか?
人を殺しといて不起訴、の意味が分からない。
そして大抵の場合、この記述の後に、
「なお検察は、不起訴の理由を明らかにしていません」
いやいや、明らかにしろよ!
下らない事ばかり掘るマスコミも、そこ突っ込めよ!
事件が起こり、犯人がまず逮捕され実名が出ても、人々がそのニュースを忘れた頃にこうやってコソッと不起訴になる。
その時には、まあ不起訴だから実名は記載されない。
私達が耳にする事件の犯人のその後を追ってみると、6〰7割が不起訴処分になって、前科もつかず野に放たれている。
軽微な犯罪だから不起訴だと言うが、どんな理由があれ人を殴り殺しておいて不起訴はないだろ、と思うのだが。
上に挙げたような事件では正当防衛も考えづらい。
それに心神耗弱だから不起訴というのもどうかと思う。
人間誰しもクセがあるし、ちょっとおかしいモンだろ。
それをうまく利用して不起訴につなげるのは解せない。
演技じゃないかどうか、確実に見抜くのは無理。
それに、被害者がいる訳だから納得がいかないだろう。
以前、愛人と共謀して妻を暴行した男が逮捕された。勿論実名入りで記事が出て逮捕された。名前で検索したら犯人のSNSが見つかり、事件を境にピタリと止まった。
大阪南部地域の会社勤めの男で、同僚や自分の子の写真が満載で、周囲もさぞ迷惑しているだろうと思ったものだ。
ところが、2年ほど経ったある日何気なく見ると、何事もなかったようにSNSが更新されている。
嫁も死んでないから恐らく不起訴処分になったのだろう。
ゲス不倫の挙句暴行事件を起こしても、罰せられることも無くそのまま日常が流れていく事が異常だと思う。
事件は目まぐるしく更新されていき、人の記憶も薄れる。
その頃にこっそり不起訴にしましたニュースを流す。
裏で示談になったのか、司法取引があったのか、権力が動いたのか、その状況は色々あるんだろうが、こんな状態なら
ドラマにあるように有力者やその子供は、どんな悪事を働いても不起訴になっている事だろう。
その流れでいくと、つい先日女性アナウンサーへの暴行で逮捕されたNHKのアナウンサーも、早い段階で不起訴処分が下るだろう。職業柄、もう同じ業界では働けまいが。
こんな疑問を持っているのは私だけじゃない。
不起訴 理由 などで検索をかけるとワンサカ出てくる。
ジャーナリストが問題提起している記事もある。
何でも不起訴になりまくる現状を危ないと考えている人も多い。私は検察の怠慢だと捉えている。
そりゃドラマの京都地検の女みたいに一つの事件を掘りまくってたら処理しきれないだろうというのも分かるが。
だけどこの不起訴の積み重ねが、犯罪を犯したのに前科もつかない、普通のフリした軽犯罪者が周囲にウジャウジャいる状況を産まないかと恐ろしくなる。
逮捕されてニュースになれば終わり、になりがちだが、
その中のほとんどが不起訴になる現状にもっと目を向けて
疑問の声を上げていかないとダメかもなあ。