カラスの親指 by rule of CROW’s thumb/講談社
¥1,785
Amazon.co.jp

道尾秀介さんの本は、1冊目。
きっかけは、図書館で、『小説すばる』のバックナンバーを借りて読んだ道尾さんの短編。
さわやかでいい感じだったんです。
この作家さん好きになれそうと、ビビッときたので借りてみました。

詐欺師が主人公なので、期待していたさわやか路線からは外れるかな、本の選択をあやまったか・・・と思いましたが。
読み進めるうちに、詐欺師になった経緯も明らかになって、主人公に対するイメージが悪人になりきれない「いい人」になっていきました。
中盤からはどんでん返しの連続で、冷や冷やしたりほっとしたり、驚いたりの連続でしたねー。
一番最後のどんでん返しも予想外で驚いたのと、「あの場面はそういうことだったのか!」と妙に納得出来て、読後感は最高でした。
道尾さんの本にはまりそうです。

この作品今秋、映画化されるんですね。
タケさんが安部寛さんで、テツさんが村上ショージさんかー。
イメージ的に、ぴったりかも(笑)
村上ショージさんはこの役で高感度上がりそうだなぁ。
刑事のまなざし/薬丸 岳
¥1,680
Amazon.co.jp

10年前に法務技官から刑事になった『夏目信人』が関わる7つのお話。
どの事件も読み応えがありました。
1話目の「オムライス」が、犯人の息子の視点で考えると背筋がぞっとするようなラストで、次はどんな展開の話なんだろうとどんどんのめり込むように読みました。

刑事のまなざしというと、怖いだとかキツイってイメージを持ちますが、夏目刑事のまなざしは柔らかくて、暖かな感じ。
でも、真っ直ぐなまなざしは、犯人を見極めることが出来てしまう。

夏目刑事の背負っている過去も少しずつ語られて、最後の3話くらいは、読むのを途中で止められなくなるほどでしたね。

薬丸岳さんの本は以前『天使のナイフ』を読みましたが、読後感は、この本と似ていたかも。
犯人が捕まって、しっくりくるラストなんだけど、どうにもやるせない気持ちになってしまいます。
謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉
¥1,575
Amazon.co.jp

テレビドラマを先に見てしまったせいか、肝心の謎解きがわかってしまっているので、面白さは半減してしまったかもしれません。
謎解きよりもドラマとの違いを探したり思い出しながら読んだ感じ。
ドラマより先に原作を読んでいたら、それはそれでドラマを楽しめなかっただろうし・・・。
2作目も出ていますが、そちらもドラマで使った話なのかな?
見つけたら読んでみたいと思います。


 
1Q84 BOOK 3/村上 春樹
¥1,995
Amazon.co.jp

BOOK1と2を読んだのが何ヶ月も前だったのでやっと読めた感じです。
とても長い話で、常に”?”がつきまとっていて、最後まで読めば、いろいろスッキリするのかと読み進めましたが・・・。
読み終わった後もなんだか、もやもやします(笑)
結局なんだったんだろう?
感情移入できるようなキャラがいなかったせいか、話にのめりこめずに読み終わってしまいました。
人気のある作家さんなので、手にとってみましたが、1Q84を最初に読んだのがいけなかったのかなぁ。
気が向いたら、昔の作品も読んでみたいと思います。

 
放課後はミステリーとともに/東川 篤哉
¥1,575
Amazon.co.jp

「謎解きはディナーのあとで」がなかなか借りれないので、違う作品を借りてみました。
ユーモアミステリー(?)
野球関係の話はさっぱりわからないけれど、クスッと笑えるところは満載な感じでした。
人が死んでしまうことはない事件ばかりなので、安心して読めるかも。
謎解きも楽しく読めました。