まだまだ下手なもので | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

第3期FEST代表の高木です。

FESTに出会って2年半が経過して
あっという間に引退になってしまいました。

今までのことを振り返ろうと思ったのですが
2年半で起こったできごとを
1つ1つ振り返っていると
365日分のブログが書けそうなのでやめておきますw
あと難しいことを書くのもやめておきますw


2013年11月から代表を務めさせてもらい
現在まで活動してきました。
必死にやってきました。
坂本龍馬みたいなリーダー経験もない
ジョブズみたいなプレゼン力もない
ハリー・ポッターみたいに英語ぺらぺらでもない
ゴン・フリークスみたいなオーラもない
先輩にはクソガキと言われる
そんな自分が代表として
この大きな組織のトップになるということに
自信はありませんでした。

でも、それがよかったと今でも思います。
そんな完璧な人間じゃなかったからこそ
ここまで成長することができました。

同じようなことを言っていた人物がいます。
その人物とは通称ゴン中山。
尊敬するサッカー選手です。
中山雅史


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この人です。
「4試合連続のハットトリック」
「試合開始3分15秒でのハットトリック」
でギネスブックにも記載されている人物です。
しかし、そんな人が

「自分はまだまだ下手だから上達できる。」

と言っていたのが印象に残っています。

昨年引退し、今年で46歳ですが
またW杯に是非呼んでほしいと
「僕にとってW杯は、もうDカップやEカップなんて
問題じゃない大きさです。なにせWカップですからね。」
そんなことも言ってしまうお茶目な一面もあります。
しかし、その裏では
計り知れない努力があったに違いありません。


自分たちの活動も同じだと思います。
どこかで「もういいか。」
「こんなものでいいだろう。」
としてしまえばそれで終わりです。
満足したら終わりです。
誰がなんと言っても自分たちがまだまだだと
思っている限りは成長し続けることができます。
いつまでもそんな組織であってほしいなと
思っています。


また本田技研工業の創業者本田宗一郎は
こんな風に言っています。

「発明はすべて、苦しまぎれの智恵だ。
アイデアは、苦しんでいる人のみに与えられている特典である。」

苦しまなければ、いいものは生み出せないということです。
この2年半はうまくいかないことの連続でした。
代表としても、プロジェクトレベルでも、
組織としてもうまくいったなと思うことは
片手で数える程しかないように思います。
でも、そのようなことがあったからこそ
いまの自分があり、FESTがあるように思います。
これからも苦しみ続けてほしいと思います。



最後に
2年半活動してきて
本当に多くの方と出会いました。
代表というポジションになってみて
外の人と顔を合わせる機会が増えて
多くの方に支えてもらっているのだと
改めて思いました。
メンバー含め、OB・OG
企業の方々、学生の人たちには
感謝の気持ちでいっぱいです。

おかげさまで
自分自身も成長でき
組織も成長することができました。

この2年半で
自分の力のなさを
痛感することは度々ありましたが
次のステージに進み
さらに成長して
フィリピンに帰りたいと思います。


最後なのに
全然内容がまとまっておらず
申し訳ありませんでした。





まだまだ下手なもので。


FEST 第3期代表 高木優