本当のシンデレラタイム | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

ブログをご覧の皆さん、

こんばんは。


実は3回目の登場、海外事業部の坂本です。



このブログが最後ということで、

最後ぐらい、気の利いたことを言えたらよかったけれど、

普段ぼーっとし過ぎて自分の知識が感情ぐらいしかないので、

思ったことを、最後にここに書きたいと思います。



FESTという団体に関わらせてもらうなかで、私自身、たくさんの人に支えられてきました。


このブログを読んでくださっている方、

たくさんの現地の方、

そして、何よりもメンバー。



日本で活動をするとき。

現地で活動をするとき。


自分たちの行っていることが、現地の方たちにとって本当に必要とされていることなのか。

そんな葛藤が常にあるなかで、

その葛藤に一筋の光をさしこんでくれたのが、現地の協力してくださっている方々の存在や言葉たちでした。



日本で活動をするとき。

現地で活動をするとき。


そのなかで、少し弱音をはきたくなったとき。

ふとかけてくれる言葉やただいるその存在が、私にとって頑張ろうと思えた、

そんな、私の肩をさりげなくぽんと叩いてくれた存在が、メンバーたちでした。



そして、

日本で活動をするとき。

現地で活動をするとき。


常に私の目標であり、

常に私の心のなかにいたのが、

支えてくれている全ての人たちでした。



そんなたくさんの支えてくれている人たちに、

自分にできることはないかと私なりに考えながら、このFESTという環境に身を置かせてもらってきたつもりではいたけれど、

やっぱり、支えてもらってきた多くの人からもらったことのほうが大きすぎて、

私が支えてもらった時と同じ状況に支えてくれている人たちがいるとき、

私は何もできず、このまま何一つ返せないまま引退を迎えてしまうことが、私が引退をするにあたって後悔をしていることの一つです。





そのようななかで、引退までの時間が今月末まで迫ってきてしまいました。


FESTに入っていなければ出会えていなかったたくさんの人たちに、このFESTを通して出会えたこと。

FESTに入っていなければ、今の自分がここにいないこと。

続けたことで得られたこと、続けなければ得られなかったこと、

そんなものたちを、私はFESTからたくさんもらいました。


他のメンバーにとっても、そんな場所になることを本当は願っているけれど、

今後活動を続けるにつれて、たくさんの可能性とFEST以外の選択肢が見え隠れするかもしれない。

けれど、そのときにあるものも、選ぼうとしている今後も、

そのなかで、私がFESTからもらったもののように、

その人にとって大切な一部になることがたくさんあると思うから、

どんな選択をしようとも、その大切な一部の破片たちを、大切なメンバーだからこそそのなかでできる限りたくさん拾っていってほしいなと思います。




最後に、

このブログをご覧の皆さん、

フィリピンの方々、

そして大好きなメンバーのみんな、

支えてくれたたくさんの人たちに、たくさんのたくさんの感謝の気持ちを込めて。


今まで本当にありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いします。





海外事業部

坂本沙也加