恋心 | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。




ブログをご覧の皆さま、
こんばんは。


フォトワーク事業部の湯本です。


3度目のブログ。
今思ってることをつらつらと書きたいと思います。





私事で申し訳ないのですが、
遠距離恋愛中の彼と付き合いはじめて
今日で1年半になります。

ぱちぱち。

...FESTメンバーには
このあたりで激しくバッシングされそうですね(笑)



付き合い始めたときは、
1ヶ月に1回会えるかどうかというこの関係が
ここまで順調に続くとは思っていませんでした。

だって、会いたいときに会えないし
忙しいときもバラバラで
連絡をとることさえ難しいときがあって、
寂しい。



でもこの寂しさの分、
遠距離ならではの良さがあるって気付いたんです。


相手に依存しすぎない。

自分の時間を充実させる。


関係を長続きさせるコツですが、
これがすごく大切で。


会えない時間は、自分磨きを頑張る。
ーー次に会ったとき、少しでも成長した自分を見せたいから。

なかなか会えない相手のことを想う。
ーー次会ったときは何しよう?何をしてあげようかな?
...元気にしてるかなあ。


どちらも会えない時間があるからこそ、
重要な意味が出てくるのだと思います。





FESTとマボロの人たちとの関係は、
この感じに近いのではないでしょうか?

"家族"とも言えるけれど、
私にはこっちの方がしっくりきます。


お互いの生活がちゃんとある上で

私の"してあげたい"が押し付けになってないかな?
ちゃんと喜んでもらえるかな?
と、思い悩んで

少しでも相手のことを知りたくて

次会うときに
今より更に良い成果を出せるよう
それまで精一杯頑張って

会えるその瞬間を心待ちにして。


ほら、
半年に1回会うことができる、恋人のようじゃないですか?





初めは、
マボロの人たちを知らない状態でFESTに入りました。

けれど今は、
彼らを知って、彼らと関わって、
"彼ら"のお手伝いをすることに喜びを感じます。

国際協力とかボランティアって、
これが醍醐味なのではないでしょうか。



人と人とのあたたかい繋がりができる。
あたたかい"思い"をもつことができる。

これを感じたくて、
私は国際協力という場に飛び込んだのかなあ、と今は思っています。




時々、
"国際協力団体に属してる"と言うと
"高尚だね"とか"すごいね"
と言われることがあります。

でも
何も高尚ではないし、すごくない。
だって、好きなことをしてるだけだから。

愛する人に喜んでもらいたくて、
頑張っている恋する乙女と同じです。





皆さんにもっと、
国際協力を身近なものに感じて頂きたいです。


私は1人の学生で、
できることなんて限られているけれど
同じような思いをもった仲間と一緒に
1人ではできないことをしています。

1つ1つはちっぽけなことでも
実際に支援地の人々に喜んでもらえたり
成果を残せていたりします。




もし、

国際協力に興味あるけど、あと一歩踏み出せない!

という人は
とりあえず思いきって一歩を踏み出してみて下さい。

その後はもう、
支援地の人々に恋をして愛をもって
ちっぽけな成果を積み重ねていくだけ。


それがFESTという団体規模になったとき
きっと大きなものになっているはずです。




国際協力について固いイメージを持っている人は
もう少し柔らかく考えてみて下さい。

偽善とか色々な意見があるけれど、
大好きな人のために何かしたいと思う気持ちは
皆さん感じた経験があるのではないでしょうか?






あー、
マボロの人たちに会いたくなってきてしまった。
明日、メッセージでも送ってみようかな。







拙い文章を最後まで読んで頂き
ありがとうございました。






フォトワーク事業部
湯本紗礼







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