1つの共同体 | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

ブログをご覧のみなさま、こんにちは
海外事業部の西谷です。

少々遅れましたが、ブログを書かせていただこうと思います。

国際協力について、たらたらと書くのも苦手なので、FESTという団体について、いま私が思うことについて書いてみます。

私がFESTに入会してから、1年と半年以上が過ぎました。
FESTは絶えず変化を続け、そして絶えず人を受け入れ、送り出していきます。規模も時を経るにつれ大きくなり、支部も、支援先も増えました。これからもきっと増えていくでしょう。
進み続けるFESTですが、コミュニティとしてずっと持ち続けてほしい役割が2つあります。それは「学びの場」と「出会いの場」です。
常に誰かにとっての学びと出会いの場で会ってほしい、と思うんです。


・学び
なんについての学びでもいいと思います。自分にとっての理想の国際協力像とか、立派です。人間関係なんてのも、ビジネスマナーでも、なんでもいい。ささいなことでもいい。「国際協力ってのは自分に向いてないかも」そんな学びでもいいんです。別に自分にプラスにならない学びでも素晴らしい。サンミゲルおいしい!とかでも(笑)

・出会い
これもなんでもいいです。生涯の友人に出会えた、まるで家族のようなフィリピンの人たちに出会えた……それはそれでとっても素敵です。でも、ほんとに些細な出会いでもいい。人との出会いで考えるなら、長い人生の途中、ほんの一瞬すれ違うような、そんな出会いの関係もあるでしょう。あんな人やこんな人がいる。気が合わない人もいる。そんな人に少しでも触れられるチャンスがある。なんて素敵なことでしょうと思うんです(笑)人じゃなくてもいい。例えばそれは「考え方」でも「スタンス」でも「感情」でも。とかく、なにかに接触してほしいです。それがきっと自分の刺激になるから。

FESTという団体がなければ出会わなかったかもしれない人と人とが集った以上、時間をシェアしている以上、何かしらの収穫があってほしいと思います。ずばりもったいないです。

コミュニティというのは、なんて素晴らしいなものなのだろうといつも思います。(定義とかについて話し出すと長くなるし、無学なことが露呈してしまうのでここでは触れません。)
人と人とが出会い、いろいろなことが起き、ときには何かが創り出される場所です。人にとってはホームになり、帰るべき場所になり、憩いの場になります。別の人にとってはとても居心地が悪くてはやく脱出したい場所になるでしょう。FESTがそのどちらになろうともいいと思います。というか、両者であってほしいとも思います(笑)

FESTというコミュニティを介すことで、人ひとりひとりがなにかしら次のステップを踏み出す。
FESTがその人の人生に何らかの影響を与える。学びと出会いと通しながら…。
これが(私にとっての/コミュニティとしての) FESTの理想像 だと思います。


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長くなっちゃいました(笑)
コミュニティに何かとこだわる西谷でした。ではでは!