「わかりあえない」を超える | 楽に生きられるお手伝い 心理カウンセラー 岩崎風水 

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NVCの新書。二冊買ったうちの一冊はきれいにラッピングしてもらった。
ローゼンバーグのNVC新書
「わかりあえない」を超える

帰宅し、パソコンを開くと、
見計らったように友人からズームのリンクが送られてきて、
この本の読み合わせがスタートした。
読んだのは第八章、ギャングの支配構造(ここでいうギャングとは「人々の好まない行動をする集団」ほか、「政府」「多国籍企業]のこと)と、
第四章 内なる変化をもたらす。

第四章には、こういう引用文がある。
うれしいことに、わたしたちには過ちを犯すという、すばらしい特権がある。そして、過ちに気づく知恵と、その過ちを、未来へと続く道を照らす明かりに変える力もある。 過ちは知恵の 成長痛なのだ。それなくしては、個々の成長も、進歩も、克服もない。

―ウィリアム・ジョージ・ジョーダン(作家)

読んでいたら、ふと、自分の暴力性に気が付いた。
先日、息子が服役中の家族と話をしているときのことだった。
「〇〇(とある回復プログラム)って、効果あるの?」
と聞かれて、
「それ、小学生に国語ってどうなの?というようなよくわからない質問に聞こえます。」
と腹立ちながら答えた。
私は、推し量るようなその質問に腹を立てていた。
さらに、
「どんなプログラムだろうと、素直な姿勢で取り組めなければ効果は上がらないのがほとんどです。そして、それを受けるかどうか決めるのは本人で、誰にもそれを選ぶ権利とえらばない権利、そして失敗する権利がある。失敗しないようにすること、自由の制限を考えたことがありますか?」
と伝えた。その両親は顔を見合わせていた。嫌な気持ちになったことがみてとれた。
さらに私は、問題に悩む家族のためのプログラムをその両親に紹介した。
その人たちは快く受け取れなかったと思う。

なにか、プログラムを示すことは、対象者を裁き、レッテルを張ることでもあるように思う。
「あなたは家族として問題があるから、このプログラムをしてください。」という、強要にとられたかもしれない。


そして、何より、私がしていることは、
「息子を回復させるために教育を与えたい」
と、奮闘するその両親と変わらないところがある。

自分が相手を咎めたようなことを、自分自身がしていたのだ。
プログラムの提示はソーシャルワーカーとの事例検討でこれまでよくしてきたことだが、当事者不在で粗暴な点があったなと、反省している。

さておき、写真は、読み合わせの時に焦げ付いたホーロー鍋。
大根を山菜で煮ていたのだが、八章の読み合わせが終わったころには焦げ臭い香りが漂ってきていた。(その後四章輪読)

焦げをはがしたらおいしく食べれたし、大根の痕跡が芸術的。


大根が焦げたけど、いきなりの読書会を開催してくれたNVCの友人に感謝。↑大根の焦げを友人のせいにしている自分に気が付いた(オチ)