デリケートゾーンのトラブル(黒ずみ・ニオイ)について | 三田麻津子l美容皮膚科医のブログ

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女性特有の皮膚や身体の悩み、「なかなか相談できない」ようなテーマに焦点を当ててお伝えしています。

皆さん、こんにちは。美容皮膚科医の三田です。

今回はデリケートゾーンのトラブルについてお話していきたいと思います。

 

デリケートゾーンのトラブルには、黒ずみ、臭い、小陰唇肥大など、様々な原因があります。

 

黒ずみは、自己処理による炎症と色素沈着が原因の一つです。毛を自己処理することで炎症が起こり、結果的に茶色くなることがあります。また、下着との摩擦や元々の肌質が黒いことも関連しています。

 

この問題の改善策として、VIO脱毛が有効です。脱毛によって自己処理の頻度が減ることで、炎症による色素沈着を抑えることができます。加えて、脱毛レーザーはメラニンを減らす効果もあるとされています。他の改善方法には、ハイドロキノンを含む脱色剤の使用、内服、ピーリングなどがあります。

 

デリケートゾーンの臭いの主な原因は恥垢です。毛に汗の成分が付着し、分解されることでワキガ特有の臭いがすることがあります。このスソワキガは、ボトックス注射や脱毛によって改善することができます。ボトックス注射は約2週間で効果が現れ、3~6ヶ月持続します。定期的な注射により、臭いを抑えることが可能です。また、日常的に丁寧な洗浄を行うことも重要です。

 

さらに、大陰唇から小陰唇がはみ出ている状態は、小陰唇肥大の可能性があります。全体的なはみ出しや左右での大きさの違いが気になることもあります。大きさによる摩擦は黒ずみ、痛み、びらん、ヒリヒリ感、かゆみなどの症状を引き起こす可能性があります。

 

これらのデリケートゾーンのトラブルには、適切な治療法と日常のケアが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、適切なケアを行うことが推奨されます。

 

疑問や質問がありましたらコメント欄にお書きください。お待ちしております。

 

美容皮膚科 三田麻津子

 

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