ひとことで薄毛、と言っても、その種類と原因はさまざまです。
自分の薄毛の状態やその原因を正しく理解し、適切なケアや対処を行いましょう。
◎びまん性脱毛症
「びまん」とは「一面に広がる」という意味を持ちます。
女性の場合は髪の毛が全体的に薄くなるのが特徴の脱毛状態です。
年齢的には30代後半くらいによく見られる症状で、原因として考えられるのが、ストレスや無理なダイエット、過剰なヘアケア、老化、などです。
女性が悩む薄毛の症状で最も多いのが、この「びまん性脱毛症」ですが、髪の毛が全体的に少しづつ薄くなっていくため、初期段階ではなかなか気づきにくい、分からない、というのも悩ましいところです。
◎分娩後脱毛症
名前の通り、産後に起こる薄毛のことです。
その原因は、妊娠中に胎児に栄養を取られてしまい、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と呼ばれる排卵の準備をするホルモンの分泌が妊娠後期の増加するため。
この「エストロゲン」の分泌が増加すると、ヘアサイクル(毛周期)の成長期が長くなるため、
本当は抜けるはずだった髪が抜けずに成長を続けてしまうのです。
そして、出産が終わると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が正常になることで、ヘアサイクルが休止期に入り、本来は妊娠中に抜けてしまうはずだった髪が出産後に一斉に抜けてしまうことで、一時的に髪が薄い状態になってしまいます。
この分娩後脱毛症は出産後半年~1年くらいで通常に戻りますが、高齢出産などの場合は体力回復が遅くなるため自然に回復することは難しくなります。
◎牽引性脱毛症
ポニーテールやおだんごヘアなどのように、髪の毛を引っ張った状態で長期間結んでいると起こってしまう薄毛のことです。
強く引っ張った状態で結んでいる髪形を長年続けていると毛根がダメージを受けて薄毛の症状がみられるようになります。
時には違う髪型にするなどして、強く髪を引っ張った状態を続けないように注意しましょう。
