やっぱり特別な桜 | ふうちゃんと見つける幸せのかけら

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2009年にレビー小体型認知症と診断された母。不思議な体験を続ける母とワーキングシングル介護の日々の生活で見つけた小さな幸せを綴り、2016年1月母の旅立ちを見送りました。

何だか、バタバタ、モタモタしている間に桜のシーズンも終わってしまいました。

 

去年と比べたら、今年は、10日以上早かったような。。

 

毎年、ふうちゃんと無事にお花見に行けるかしら。。。と気をもんでいた春。

 

そして、そんな、気をもんでいた頃を、ある種、懐かしいような、切ないような思いで迎える春も

 

もう、3回目。。

 

今年も、一緒に行った最期の花見の場所に早起きして行ってきました。

(って、もう先月の話ですけどねあせる

 

振り返れば、ふうちゃんに介護の手が必要になった10年間の日々は、

 

オドロキ、戸惑いながらも、それまで思っていたよりも遙かに

 

お互いにお互いを思い合っていたことを知る時間となり、

 

やっぱり、神様がくれた時間だったんだなぁ。。。

 

ひんやりと澄んだ空気に凛と映える桜の中を

 

押し寄せてくるたくさんの思い出を胸に

 

静かにひとりで歩く。。

 

やっぱり、ここは特別な場所。

 

来年も来れますように。。。きっと。。。