自分の時間の10分の1はボランテティアに使う。

本業のFeelWorlsの経営の合間をぬって、

週に一度は青山学院大学で授業を続けて6年。

 

あらためて感じるのは、人は時代の影響を受けて

その思考や価値観を育むということです。

 

一般的に、

まだ柔軟性があり、成長過程にある若手は

特にそうです。

 

僕の授業は一方通行ではなく、双方向、いや三方向。

学生たちが事前にフィ-ルドスタディをしてきた内容を

もとに、グループディスカッション、

さらには僕との問答を活発に行い、気づきを

どれだけ生み出すかに注力しています。

 

先日の授業で話題になったのは、

「トランプ勝利で私たちの働く未来はどうなっていくか」

と、やはり

「電通の新入社員の痛ましい過労自殺事件」でした。

多くの学生たちが、もし自分がその立場になったらどうしよう、

長時間労働は心配だ、という不安を口にしました。

 

教え子たちの不安な真理が痛いほど伝わってきて、

でも、僕の授業を通じて不条理や困難は

長い働く人生にはつきものだということも、

かわいい教え子たちはわかっています。

 

過労自殺に至ることを回避できなかった会社には

もちろん責任はあります。

ただ、どんな会社であっても、だれにとっても100%の理想郷

であることはありえません。

 

 

「では、そうならないためにはどうすればいいのだろう?」

と議論を促しました。

 

僕が頼もしいと感じた、気づきは

やはり、人間関係・コミュニケーションを重要視し、

相談できる人脈、応援してくれるご縁を

自ら育んでおくこと、という学び。

 

また、授業後、最後まで

真剣に僕との問答をしてくれた

男子学生は

「でも、前川先生。

 僕の先輩社会人は、長時間労働していますけど、

 ともて楽しそうに働いています。

 何が違うんでしょうか」

と食い下がってきました。

 

とても嬉しい問いです。

 

「なぜだと思う?」

 

「やっぱり、働きがいですよね。

 また、仕事を愉しめるチームがあるということも大きいと思います」

 

「その通り。よいところに気づけたね。

 大切なのは労働時間の量だけではなく、質が大切なんだ。

 意義や目的がわからず”やらされ感”を抱きながら時間を拘束されるのではなく、

 意義や目的にワクワクし、共に難題に向かう仲間たちと

 ”やりたい”仕事に向かえれば、若手のうちなら

 少々体力的にきつくても、仕事を愉しめるはずだ」

 

「そっか、そうですよね。

 ありがとうございます!!!」

 

若者の可能性が花開く息吹きを感じました。

 

未来の可能性ある若者たちよ。

したたかに学び、働きがいをつかみとれ!!

 

 

 

 

 

 

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