を読みました。

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・「どんなちっぽけなものにも可能性があり、

 それを追い求めていけば、やがてその努力は報われる」

 

・「ミドリムシが地球を救う」

 

・片寄雄介

 

・中学3年の弁論大会

 

・「この世に、くだらないものなんて、ないんだ」

 

・将来は国際連合で働いて、世界から飢餓や貧困をなくしたい

 

 

・グラミン銀行でのインターンシップ

 

「マイクロファイナンス」

 

・北爪宏彰 先輩

 

「出雲くんも将来、何かやりたいことがあって、他の人に手伝ってもらいたいと

 思っているならば、まずは最初に、他の人の手伝いをしてみるといいよ。

 そうしているうちに、いずれ他の人が、今度はきみのことを

 手伝ってくれるはずだから」

 

・北爪さんのもとで開催された1998年のビジネスコンテストは、

 全国から120名の学生が参加し、企業のスポンサーが50社以上

 

・KINGの運営リーダー

「よし、北爪さんの代が日本じゆうの学生を集めたんだから、

 僕たちは世界から学生を集めよう」

 

 

・ユーグレナ社の取締役で、研究開発部長を務める鈴木健吾

 

・文系学科から、理系への転身

 農学部へ転部

 

・「農業構造経営学」

 木南章先生

 

 『たまごっち』

 「高度なテクノロジーなどを使わなくても、人々の心を捉えれば、

 喜んでもらえるものを作ることはできる。みんなに美味しいものを

 食べてもらう、という根源的な人間の欲求を満たすことができるのが

 農業なんだ」

 

 

・「乾パンはたくさんあっても、新鮮なリンゴは一つも届かない」

 

・仙豆を求めて

 

 

・「ミドリムシ仙豆プロジェクト」

 

 

・「ニューサンシャイン計画」

 近藤次郎名誉教授 1989年

 

 

・ミドリムシに含まれる59種類の栄養素

 

 

・近藤先生の教えを引き継いだ

 東京大学の大政謙次先生と

 大阪府立大学の中野長久先生

 

 

・僕はそれまで自分が歩んできた「レール」を降りることが怖かった

 

 

・「東大卒であることを抜きにしたら、自分にどんな価値があるんだ?」

 

 

・昼間は銀行で働いて、夜は鈴木のアパートに寝に帰る

 

・学生時代に知り合った出版社の編集者である

 原孝さん

 プレジデント社

 

 2003年『「東大に入る」ということ 「東大を出る」ということ』

 

・「10年経ったら辞めるっていうのは、

 お前、ずっと辞めないってことだよ。

 先延ばししているだけだ。

 俺がそうだったから、間違いない。

 一生後悔したくなかったら、いま、辞めるべきだ。

 ミドリムシに人生を賭けてみろ」

 

 「君にはミドリムシという夢がある」

 

 「ありがとうございます。自分は銀行を辞めます」

 

 「球団の役員はその日以外会えないわけじゃないけど、

 若者が一生後悔する道を選ぶのを見るのは、悲しいからな」

 

・母親はショックで一時的に寝込んだ

 

・一年で辞める社員なんて銀行の歴史上でも珍しい

 

・僕の周りのベンチャーの社長に聞いても、

 最初から「このビジネスで必ず成功できる」

 という確信があって始めた人はほとんどいない。

 逆に退路を断っておかないと、どうしても言い訳をして

 先延ばしにしてしまうし、事業を大きく前に進めるような

 よいアイデアが生まれてこないと思ったから

 起業に踏み切った、といすう人ばかりだ

 

・当時リクルートにいた大学時代にお世話になった

 先輩である高城幸司さん

 

・「起業家を目指す学生100人と、ベンチャー企業の社長100人を

 引きあわせてカバン持ちをさせれば、いずれその学生たちが

 学んだことを活かして100社のベンチャーを起こすんじゃないでしょうか」

 

 

・中野先生が、

 「せっかく若い二人がもう一度ユーグレナの研究をやって、

 私たちが過去にできなかったことをやろうとしてくれているんだ。

 二人が訪ねていったら、ぜひ協力してやってくれないか」と、

 日本じゅうに散らばる100人近い先生方に連絡してくれたからだ

 

 

・福元拓元

 

・石垣島の八重山殖産

 

 

・「培養に成功したら収穫した量に応じたお金を払います。

 それまではミドリムシの可能性に賭けて、

 無料で使わせてもらえませんか」

 

 

・鈴木と福本、そしてライブドアと福本の実家などが

 それぞれお金を出し合い、1000万円の資本金で

 ユーグレナ社は誕生した。

 

 当時六本木ヒルズ38階にあった堀江さんが

 経営するライブドアのオフィスの片隅を

 借りられることになった

 

 

・2005年の12月26日、ついにミドリムシの大量培養に成功

 

 

・年が明けた、1月16日。

 六本木ヒルズのライブドアオフィスに、東京地検特捜部の強制捜査

 

 

・僕には、いつでも財布に入れて持ち歩いてるものがある。

 それは2006年2月17日の日付が入った、銀行の振込明細だ。

 その日、ユーグレナを続けることを決めた。

 ライブドアに出資してもらっていた分の株式を、

 自分の貯金で買い取り、関係を断つことにしたのだ

 

・個人にとっては人生の一大事だが、

 銀行にとっては日常茶飯事だ

 

・差し引き後の口座残額は、32万1265円

 

 

・「武士の商法」

 

・東大を出たことなんか、お客さまに納得してサプリメントを

 買ってもらうことには、何の役にも立たないということを

 思い知った

 

・どう考えても、ミドリムシが悪いわけではない。

 だったら、我々がいまとっている方法が悪いのだ。

 それならば、改善すればいいじゃないか

 

・成毛眞さん

 

 

・いつもカバンに入っている、一枚のファックスむ

 

・僕はこの手紙を見て、あふれる涙を抑えることができなかった

 

・ミドリムシのよさが理解してもらえていないのは、

 自分の努力が足りないから。そして杖高田が悪いからだ

 

 

・社員全員に集まってもらい、

 僕は涙をこらえながら賃金カット、もしくはリストラせざるを

 えないことを説明した。その結果、これまで一生懸命に

 働いてきてくれた、3名の仲間が会社を去ることになった

 

 

・2007年当時、会社の収益源は、売れないサプリメントしかない。

 初年度の売り上げは2000万円ぐらいだったろうか。

 資本をどんどん切り崩して、オフィスの家賃や社員の給料に

 回していたが、刻一刻と、タイムリミットが近づいていた

 

 

・倒産しかかったときの役員報酬は、僕が月に10万円・・・

 福本と鈴木にはそれではあまりに悪いのでちょっとだけ多く、

 とはいっても月に12万円くらいの報酬しか払えなかった

 

 福本はそれなのに、

 「会社の業績が悪いのは、営業責任者の僕の責任です。

 僕の給料を一番下げてください。お願いします」

 

 「次の四半期で、営業成績が黒字とならなかったら、

 責任とって辞めます」

 

 2008年4~6月の目標売り上げ金額をはるかに超えて、

 7400万円もサプリメントを売ってくれたのだ

 

・伊藤忠商事の食料カンパニーで働く伊東祐介さん

 

・2008年5月、ついに伊藤忠商事から研究開発費として

 出資を受けることが決まった

 

・自分たちが本当に正しいことをやっていれば、

 どこか必ずそれに共感してくれる人がいる

 

 

・とにかく何かを成し遂げたいならば、

 「やれ!」「人に会え!」「自分の思いを伝えろ!」

 

・「努力した者がすべて報われるとは限らない。

 ただし、成功した者はみなすべからく努力している」

 

 

・新日本石油 太田晴久さん

 

・芦田邦弘さん

 

 

・将来自分に子どもが生まれたら

 「出雲 伊藤忠JX日立全日空・・・」

 とすべての企業の名前をつけたいくらいだ

 

・多喜良夫 5人目の役員

 2012年11月16日、東証マザーズ上場

 

・意識としては社員ではなく

 「同志」であり「仲間」なのだ

 

 

・鈴木は淡々とした口調で、

 「一人の研究者として、全人類の役に立つような研究をしたかったんです。

 本当に最先端の研究をすることで、世界のまだ誰も

 成し遂げていないことを、やってみたかった。

 出雲さんは、そのパートナーにぴったりでした。

 こんな面白い研究ができるなら、むしろ授業料として

 僕がお金を払ってもいいと、ずっと思っていましたよ」

 

 

・人類の進歩に対するテクノロジーには、

 「サイエンティフィカリーコレクト」(科学的な正しさ)と、

 「エモーショナリーアグリーメント」(感情的な共感)の両方が必要

 

 

 

・「いま世界で、自分ほど、ミドリムシについて真剣に

 考えている人間はいないはずだ」

 

・その分野で1番をとれるかどうか

 

・どんな生き物にも、どんな仕事にも、必ず意味があり、

 大きな可能性が眠っている

 

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実は、つい先日、出雲充さんの講演を聴く機会に恵まれたのですが、

僕は不覚にも3回、堪えきれずに涙してしまいました。

 

・バングラディシュでの子供たちの現状に驚き天職を定めたこと

・500社にフラれ続けて伊藤忠商事と出会って道が拓けたこと

・自身の経験を踏まえて、若者の挑戦を支えてほしいと訴えられたこと

 

出雲さんは一回り以上年少で、

僕たち一般大衆と異なりエリート路線まっしぐらを

歩んできた人生にも関わらず、そこから公憤でジャンプし、

大義に向かい走り続けている姿勢に、

頭をガツンと殴られたように感涙しまくり(^^)。

 

寝ても覚めてもミドリムシ。クレイジーな執念。

社会に貢献したいという強い思い。

 

本当に素晴らしい。

 

 

僕は、出雲さんと同じく

「人を大切に育て活かす社会づくりへの貢献」

という命を懸けるテーマを見つけられています。

 

ただし、ここは悔しいのですが、

40歳になってやっと見つけられたという遅咲きです。

しかも、そこからもう10年が経とうとしています。

 

残された人生の時間は

出雲さんに比べて少ないのですが、

粉骨最新、天職に打ち込もうと思えました。

 

出雲さん、有難うございます。

 

 

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