(神奈川県逗子)

自己肯定すべき行動を自覚する努力(文末を意識して書く)


自己批判が自分の気分を悪くし、妄想やねつ造された物語を作り出すことで、自分を消耗させてしまうことは、広く人間に認められる精神活動だと、昨日の記事で書きました。

記事はこちらです。

https://ameblo.jp/feeling-goodmood/entry-12464208214.html

毎日のように自己批判に気づき、やめる努力は「守りの戦略」ですが、次は、「攻めの戦略」もあわせることが、時間的な効率を高めるいい方法です。

それは、自分の行った行動や決定を、「ポジティブな観点から認めていく、評価していくことです」。これを、自己肯定とよびます。


 皿をあらうことが出来て、よかった。→自己肯定
 節約できて、よかった。→自己肯定
 グリーン車に乗ったら、とても気持ちがよくて、嬉しかった。→自己肯定
 メルカリでものが一つ売れて利益が出て、とても嬉しかった。→自己肯定
 思いきって海を見に行ったらすごく楽しかった、癒やされた。→自己肯定
 洗濯物をあらい、たためることができてよかった、役だった。→自己肯定
 

 これも、書き出していきます。簡潔な文章で、最後に 「よかった」「嬉しかった」「楽しかった」「癒やされた」「充実した」「満足した」などと、気持ち感情を表すことばを付けて、断定し、結論づけることがとても大切です。
 なぜなら、ネガティブな状態に引っ張られ消耗しやすい人は、気づかないうちに、小さな自己否定がその後に隠れてまうことがあるからです。
 これは、文章作成が得意(簡単)だと思っている人が、陥りやすい点です。
例えば、メモに

 皿を洗うことができてよかった。ではなく、「皿を洗うことができた。」と書いたとします。

 皿を洗うことができた。→だから何の意味があるんだろう(反語)。そんなの誰でもできるよね…。意味ないじゃん…。→【自己批判】

 節約できてよかった。ではなく、「節約できた(した)」だと、こうなる可能性があります。

 節約できた(した)。→だからどうしたと言うんだろう(反語)、お金を稼ぐ力がある人や、お金持ちは、そんな節約してないよ…。そもそも、節約なんて、貧乏だからやるんじゃないの…。→ 【自己批判】

 思いきって海を見に行くことができた。→小学生じゃないんだからから、海ぐらい自由に見られるでしょうよ…。そもそも、海を見に行くことは「思いきるほどのものだったんだろうか」。そういう癒やしの方法がわかっている人は、もう行ってるよ…。だいたい、… 以下略(笑) 。→【自己批判】

 



 こんな感じの、いつの間にか【自己批判】という、ネガティブなオチが付いてしまうことがほぼ9割です。ここらへんの微細な違いは手動瞑想や呼吸瞑想をやっていると、気づくようになってきます。
 



 ですので、まずは、文章の型として、必ず「よかった」「嬉しかった」「楽しかった」「気持ちよかった」などと文末をしっかり肯定的な言い回しにして、閉じる必要があります。
 また、可能であれば、日本語では省略されやすい主語「私」と付けるのも、自己確立にはいい方法です。

 自己肯定を強くする作文

 

 グリーン車に乗った。

 ↓書き替え

 私は、グリーン車に乗って気持ちがよくて、とても嬉しかった

 

 私は--------嬉しかった。
 

実際、後で、ご自身で書いて読み直してみてください。

 かなり、インパクトが異なり、特に自分に対する印象や、セルフイメージが大きく異なると思います。

 以上から、
 1 守りの戦略→自己批判に「気づいて」メモする。
 2 攻めの戦略→できたことを、しっかり文末まで、意識して簡潔な文章で表現(メモ)する。

  この12を続けると、いい効果があると思います。


持ち歩けるぐらいのサイズのメモ帳として、便利です。

マルマン A7 メモ 図案シリーズ N151