file139 私が、ブログを書いている理由。

 以前私が、書いていた闘病のブログ、「うつ病の振り返り」 http://nichinici.exblog.jp/  もありますし、現在はこのブログを書いています。
 なぜ、ブログを書いているのかを書いてみようと思います。

 それは、私のうつ病、不安障害という病気になりましたが、他の方で、同じような病気で苦しまれている方がいたら、是非治って欲しいからです。
 また、病気である間も、書くことで、そういうこともあるもんだと言うことを知って欲しいからです。


 精神疾患と呼ばれるものは、私が直接交流したことがある方でも、正直どこが病気だか分からないという人から、明らかに、意思疎通が難しい方、体の動かし方などの協調性が失われてしまう特性があったりする方など、様々です。

 うつ病、不安障害というのは、案外簡単に治るようにみられますが、症状がでているとき本人の苦痛は相当なものです。

 そういう中にいると、「治る」ということを、忘れてしまうことすらあります。

 やっかいなのは、治るには、ある程度の主体性が必要ですが、過度に治ることにこだわりすぎると、それ自体が、苦痛になり、病状が悪化するということです。


 治っているという(病気がだいぶ良くなったなという)イメージは、他人と自分を比較しない、自分が一日生きていて、寝る時に「ああ今日も良いことあったな」と思って、心地よく、床に横になり、まどろんで寝ていくという感じです。

 眠剤を飲んで、嘘みたいに、パタンと寝てしまうと言うのではなく、寝る数時間前から、「今日も終わりか」「いろいろあったな」と、感慨深い時間を味わえると、それはかなり良くなってきています。

 なぜなら、今日一日という過去と、明日という未来の間で、寝る前の「今現在」をとても味わえているからです。
 
 そういう、明日への不安もなく、今日への罪悪感もない、そういうフラットな状態で、リラックスできるようになることが増えると、病気は良くなったなあ、と実感できると思います。


 そういう体験を、現在苦労されている方にも、味わった欲しいと思っているので、お役に立てればと思って、記事を書いている次第です。