あいうえお

2022.3下旬 市販のお弁当をお昼ごはんに食べた後、急に吐き気に襲われました。それから病院を受診するまでの10日間ほどずっと吐き気はおさまらず、食事もあまりとれませんでした。

そのうち、何だか肌が黄色くなっているような気がして、全身のひどい痒みにも襲われました。


その頃心療内科に通っていて新しい薬を飲み始めたタイミングで、主治医に相談したところ主治医も薬害性の副作用だとのことで、新しい薬を飲むのを中止するよう言われます。


でも薬を中止しても症状は改善せず、内科を受診するようにうながされました。

吐き気が始まって10日ほど経った4月2日に内科を受診しました。


血液検査と尿検査を受けました。

個人病院で、尿検査の結果はその場で出ましたが異常なし。

血液検査の結果は後日だけど、内科の医師的には黄疸の症状はないとの見立て。心配ないですよと言われました。


しかし一旦帰宅しましたが、後日何度も病院から電話があり、すぐに受診するようにとのこと。


急性肝炎の疑いと言われました。

受診しエコーで診てもらうと、肝臓の中から始まっている胆管が胆汁でいっぱいで腫れている。大きい病院を紹介するからこのまま受診してください、即入院になるかもしれません、危険ですからすぐに、とのこと。


そしてその足で受診し、CT検査、血液検査をしたところ、胆管に腫瘍があり、それで胆管が詰まり、胆汁が溢れて症状が出ているとのこと。

すぐに入院して処置をしましょうと言われました。


ただ、数日後に長男の入学を控えていたし、入院準備も何もしていなかったので、翌朝からの入院、処置にしていただきました。


入院してその日のうちにステント留置術を受けました。今後2〜3ヶ月に入院して一回交換をしていくと説明を受けましたが、実際は1〜1ヶ月半ほどで詰まり、胆管炎で高熱を出して緊急入院をして交換する日々を過ごしています。


食事制限としては脂質は1日10グラムのみの生活です。詰まってほしくないので気をつけていますが、それでも想定より早く詰まります。主治医曰く、胆汁の量やドロドロ具合は年齢や体質にもよるそうです。


がんが発覚して半年、毎月1〜2週間入院しています。


腫瘍があると言われたとき、主治医から「恐らく悪性です」と言われた衝撃は忘れられません。






2022.4  胆管に出来た腫瘍が悪性であると診断を受けました。


すでに肺とリンパに転移していて、治療方法は抗がん剤治療だけになりました。


今は抗がん剤治療をしつつ、1〜2ヶ月に一度胆管炎を起こして入院し、抗がん剤治療延期、落ち着いたら再開という日々を過ごしています。


ただ9月に転移先の肺の腫瘍が大きくなっていました。胆管癌に使える抗がん剤は3つだけで、すべてつかっているので、増大したら治療終了と思っていましたが、


他に治療方法がないので続けましょうという主治医の方針に乗って続けることにしています。

ただ、胆管炎を起こす頻度が増えているので抗がん剤治療の頻度が減っています。


こんな風に私の過ごしている闘病記を少しずつブログに書いていきます。胆管癌の情報は少なく、どなたかの参考になればと思います。


がんになって良いことはほぼありません。

しかし、私の場合、不安障害の症状が軽減しました。


不安障害ピークのときは、

生きているのが辛い、生き地獄だと苦しかったのに、いざ死が目の前に来ると生きていたいと思うようになりました。


一人だと生きていたいと思いません。

ただただ子どもたちのそばにいて、子どもたちの成長をサポートしたい。それだけです。



興奮しているのだろうか。眠れない。



最近、先月くらいから時々息子の寝言を聞く夜がある。

今夜は「かっかぁ、とぉさん、見て〜コレ」。

たまに指差したりのフリ付き。

寝息と寝顔だけでも幸せを感じる。

寝言を聞くと、愛おしくて、胸がいっぱいになる。

こんな母だけど、こんなに可愛い息子にの母親で幸せだ。