間について
「オっつけ戻るっ、つっときな」(すぐ戻ると言っといて)
たまたま見ていたテレビの特番で先日亡くなった
森 光子、演じるおかみさんの気風のイイ台詞だ。
特に彼女のファンでなく、
なんでお婆さんのでんぐり返しでそんなに騒ぐんだろうと
思っていたクチなんだけど、
その、偶然見ていた特番は俺の少年期から青年期にかけての
数少ない娯楽であった茶の間のテレビにおける、
彼女の存在の大きさを物語っていた。
あの70年代、
テレビ・電話は一家に一台、他はラジカセ・ステレオセット位。
携帯もパソコンも無く電話するのも家族を意識しなきゃならなかった、
そんな時代のテレビドラマはその時に成長期をむかえる
少年・少女には多大な影響を及ぼしたんじゃないか?
とにかくあの頃のドラマは下町・人情・家族愛の色が濃く、
ガキだった俺には大人たちは何をそんなに怒ったり、
悲しんだりしてんのか理解できない事も多かったが
「大人って大変ですごいんだ!」って想わせてくれた。
いつしか時代は変わり何の仕事してんのか分かんないけど
なにやら凄いマンションに住んで高級車に乗って
アフターファイブの飲み会で惚れたはれたの話ばかりになり
俺はドラマから離れた。
最近になり、面白いかもと想ったり、間違って点けたりした
ドラマで凄く気になる事がある!
台詞まわしについてで、
例えば5人の出演者が出てくるとA・B・C・D・E の会話が
ポンポンと間髪入れづサッカーのパス回しの様に進む事で、
結局「間のあじわい」なんぞよりテンポの良さが視聴率に繋がるんだろう。
兎に角70年代ドラマ派の俺には
途端、しらけてテレビを消す事になる。
いつまでも寅さんもどうかとも思うが・・・
ラストのトルコ軍隊行進曲、忘れられないインパクトがある!
イサヲ
心うごかす事!

表現力として重要な事は技術や形式でなく(無論あった方が有利だが)
人の気持ちを動かすのは誠意だとか誠実さ、
及び、表現者の真意なんだと改めて思い知らされる。
ひと月以上かかった家の塗装工事が今週終わった。
責任者として担当した人(30代半ば?)はイガクリ頭の
職人って感じのおにいちゃんだが、
当日の工事の内容や翌日の予定などをメモで置いていってくれたのだが
これが実に丁寧に書かれていて、
トットト帰りたい所だろうに読む側が判り易い様に配慮されていて
実に感心させられた。
話かわり、先日無罪が確定したゴビンダ・マイナリさん。
事件の詳細には別に触れないが、
東京新聞に彼の支援者への感謝などが書かれた、
彼、直筆の日本語でのコメントが載っていて
これが実に誠実に書かれており、
一文字々丁寧に時間をかけ気持ちを込めて書かれており、
無論ひらがなが多く習字的には及第点とはいかないだろうが、
そんなモンぶっ飛ぶ位の説得力・心うごかすモノがあり
正直、少々ウルッときた訳で、
音楽やるのも一緒なんだろうと納得した次第だ。

写真は、高橋さんという農家の方から
毎月一回直接送ってもらう野菜たちである。
完全無農薬・有機栽培にこだわっている為、
見てくれは悪く・不揃いでスーパーで並んでたら、
まず売れないだろうというモノで、
しかも、ちゃんと収穫できた旬野菜という事なので、
届いてみないと何が届くか判らない方式なのだ。

こちらは野菜と共に届く「はたけ通信」で
届けられた野菜を育てた苦労(ほとんどが虫・天候との格闘だ)話等が
書かれていてこちらも実に楽しみで、
一度そんなこんなのお礼をパソコンで打って送ろうと
目論んでいたのだが、
前記のイガクリ君・マイナリさんを見習って
久しぶりに便せんに手書きで封書で送った。
少しでも気持ちが伝わると良いのだが。
曲は先日69歳になったジョニ・ミッチェルのオリジナル曲、
これからの季節に相応しい一曲だ!
イサヲ
列島改造論 その弐
前置き。
昨日は20年ぶり位に伊勢佐木john Johnへ行ってきた。
写真右の笠川さんのライブを観るためだ、
左のマスター安藤さんもさすがに歳をとられた。
よく通ってた頃は生意気な事を言ってはお叱りを受けたものだった、
ライブはあの狭い空間を逆手の熱気に包まれた
フレンドリー感あふれるライブショーとなった、
途中、ベースを持たされトホホな演奏をさせられたりだったが。
本題。
前回の小泉さんの好感もてるその2だが、
あまり知られて無いと思うが、
(マスコミは常に三面記事に力を注ぐから)
もう、そろそろ任期を残すところ少なくなった頃だと思うけど
新聞に将来の日本の在り方についての見解を言っていた、
そこで、今後は工業生産に頼る経済を見直し
観光産業を主たる経済の柱とすえるべきの意見を述べていた。
つまり、日本を外国に魅力ある国家として売り込み
アピールして皆さんに遊びに来てもらおうという事で、
これには我が意を得た想いであった。
工業生産品(車・ハイテク等)を外国に売るという事の裏には
経済摩擦や現地生産・雇用の義務が発生し
また、円高・円安における不安定感を
常に抱え込んでいなければならないのだ。
もちろん、この得意分野を止めようというのではない、
他にも活路を見出そうという事だ。
そこで、俺独自の考えを書き残そうと思った訳だ。
(時代は便利になり記憶の底に沈んでた考えを形に残せる事になった)
外国人にとっての日本の魅力とは何だろう!?
俺はかつてミラノで筆で漢字を書いててイタリア人に
自分のために何か書いてくれ!と頼まれた事があり、
あぐらをかいて座っていたら何か瞑想をしてると想われたり・・
とにかくいつまでも彼らにとって日本は侍・芸者・忍者・フジヤマ・・
なのである。
そこで、今後の高齢化・人口減少も考慮し、
日本が江戸時代に戻ったら面白いと考えたのだ!
具体的には、環境を壊し続ける事を止め、
江戸時代の様に、人と馬しか歩かないような砂利道を整備
沿道には緑が連なり茶屋・旅館・飯屋・殿様行列・・・
まぁ日光江戸村の本格番と考えても良い、
側道で物流を確保しつつ、本物の城を昔と同じ造り方で再現したり
一歩踏み込んだら農地が拡がってたり。
それなりに年寄りの出番も増えるし仕事もある、
国を挙げての一大プロジェクト。
一気に造るのでなくサグラダファミリアの様に
徐々に大きくしていって最終的には東海道を再現したら
などと想像してみた。
これが俺なりの列島改造論!!
動画は昨日John Johnに一緒に行ったアメダス・ナンコウちゃん。
何か歌いたくてウズウズしてたのを俺は知ってる。
(ナンコウちゃん、勝手に使うよ!!)
イサヲ。

