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「散歩」…なずな


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暖かい陽気に誘われて、外出する機会も多くなってきました。

少し時間ができたら、一人で目的のない散歩に出かけてみましょう!

あなたの目をひくものはなんでしょう?

きっと、道路端の草花や街路樹があなたに話しかけてくるはずです。

まずは「ナズナ」

春の七草の「ナズナ」は、この時期あちらこちらを小さな白い花で飾ってくれています。

繁殖力が豊富ですのでどんな場所でも出会える、一人散歩の強い味方。

実がバチのような形をしていることから「ペンペングサ」と言われます。

幼い時、実を下に引っ張って、逆さにして音を聞きませんでしたか?

草花遊びは、知らず知らずに私たちの心を癒してくれます。


また乾燥させた「ナズナ」は利尿、むくみ、解熱、止血、高血圧、便秘にハーブティーとして使用します。


目に美しく、遊んで楽しく、体にもやさしい「ナズナ」

そんな植物に出会える一人散歩に出かけてみましょう!



「散歩」…五感を刺激しよう


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日の出も早くなり、1日の初めに散歩を日課に取り入れることもできるようになりました。

また、日中は暖かい陽ざしに誘われ散歩に出かけたくなります。


そう、今の時期は散歩日和


外気に触れ、光にあたることは私たちの感覚を呼び覚まします。

桜の木が緑色に変化しました、何の鳥のさえずりでしょうか?ひばり?

川のせせらぎをのぞくと稚魚が泳いでいます、どこからともなく甘い花の香りがしています、

青空に向かってやさしい緑の木々たちが新芽を伸ばしています

行きかう人や、通り過ぎる車

自分を取り巻く空気をいっぱいに感じてみましょう


人は五感を刺激されると生命力が回復します。イキイキとしてくるのです。

山に行ったり、海に行ったと自然をたくさん感じると活力がわくように、日常の散歩にもその効果があります。

こんなところにこんな花が咲いていたんだ!その発見だけでも心の栄養になります。

身近にできる散歩、健康の面からも1日20分からはじめてみましょう




はなまつり


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4月8日はおしゃか様がお生まれになった日、灌仏会(かんぶつえ)です。

花御堂に安置された、釈迦の誕生仏(たんじょうぶつ)に甘茶を注いで祝います。

花御堂は釈迦が生まれたネパールのルンビニー園をみたてているとのこと。

日本ではこの時期の花々を飾りますが

釈迦が生まれた際のルンビニー園には「ムユウジュ」が咲いていたとされています。

「憂いの無い木」と書いて「ムユウジュ」

寒さに弱いため日本では育ちにくい植物になります。黄色やオレンジの小さな花が房状に咲き、大変美しい花です。

甘茶は、釈迦の誕生を祝し、天から九頭の竜が飛んできて、香湯を注ぎ、産湯にしたといういわれに由来しています。甘茶は植物の「アマチャ」の葉を使用したお茶です。

釈迦の誕生と植物はとても関係が深いことがわかります。


釈迦は生まれた時「天上天下唯我独尊」(テンジョウテンゲユイガドクソン)と唱えたといわれます。

様々な解釈がありますが、あなたはどのように解釈されますか?

この広い宇宙でたった一つの大切な存在、それぞれの命にはそれぞれの役割があります。

植物にはそれぞれの植物の役割、生育する場所も成分も違っています、私たち人間も自分にしかできない役割がきっとあります。

甘茶をいただきながら自分にしかできないことを見つけ出してみましょう。

きっと、もうあなたが実行していることの中にあるはずです。それを大切にしていきましょう。