12月の香り
12月の香りといったらスパイシーなクリスマスの香り
まず中心にしたい香りはフランキンセンスかミルラ
新約聖書にはキリストが誕生を祝い、東方の三賢者が黄金とともに献上したものに
フランキンセンスとミルラがあります。いずれも、古くから香として使われてきたもので、黄金と同じくらいの価値があったのでしょう。いずれも、自分の精神的居場所を確保できるような落ち着いた香りです。
その香りに、シナモンリーフやブラックペッパーなどのスパイシーな香りを加えると力強さを
ラベンダーやカモミールを加えると、ゆっくりと心をほぐしてくれます。
オレンジやベルガモットなどの柑橘系を加えると遊び心を表現できます。
あなたにはどんなブレンドがいいでしょうか?
香りは今の自分を知る良い理解者です。あなたを癒したり、気づかせたりしてくれます。
心地よいと感じる香りはあなたに必要な香り、逆に花を遠ざけたい香りは今は必要ないけれども、遠ざけている可能性のあるものかもしれません。
そんなメッセージを感じながら、気持ちにより香りを変え、心の切り替えをしていきましょう。
赤と緑と白
クリスマスカラーでもある赤と緑と白
赤はキリストの流した血の色を
緑は永遠に変わらぬ生命力を
白は純潔を表現しています
それぞれに象徴されるのが赤い実、モミなどの常緑樹、天から舞い降りる白い雪
クリスマスツリーやリースはこれらを意味しているのです。
人はじぶんの人生を日々開拓し続けています
そしてそれが自分の成長に結びつき、
自分の歩んできたあかしとなっていくのです。
もし、走ってその道を通り過ぎてきたのなら、あなたが走りぬけた後には道はできるでしょうか?
あなたが手探りしながら歩んできたからこそ、大地が踏み固められ、道ができたのです。
あなたの命がこの世から消えることがあっても、あなたの道はあとからくる人の道しるべになるのです。
そして、その思いは永遠に続きます。
赤と緑と白が指し示すものは自分の生き方そのものを意味しています。
12月に入り、1年のまとめの月です。
今年のあなたの歩みはどれくらいの道を切り開いていったのでしょう?
振り向いて、道の状況を確認してみてもいいですね。
「師走」…ローズマリー
ローズマリーは常緑樹ですので、1年中楽しむことができます。
葉に触れただけで、よい香りがし、空気を浄化し、消臭効果もあります。
伸びた枝を長めに何本か刈り取って、うまくつなげてリースにしてみましょう。
唐辛子や月桂樹、シナモンスティック、八角などを飾り付けて、キッチンハーブのクリスマスリースを作ってみると、手作りの暖かさを感じることができます。
ローズマリーは脳の強壮剤と呼ばれるように、記憶力を高めるといわれています。
この時期、受験生の方はクリスマス気分ではないかもしれませんが、ローズマリーリースを部屋に飾ってみると香りと手作りの温かさで安心して勉強に取り組むことができるかもしれません。
また、血液循環を促すことが知られていますので、寒くなり冷えでお悩みの方は積極的にお料理取り入れてみましょう。白ワインに乾燥させたローズマリーを2週間漬けjんで作る、ローズマリーワインもお勧めです。
この時期にも変わらぬ姿で私たちを助けてくれるローズマリーと上手にお付き合いしてみましょう。
