冬至
12月22日は「冬至」
1年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日
太陽の光がさす時間は短くなり、月や星と向き合う時間が長くなります。
今と違い明かりのない生活をしていた祖先たちは、寒くて暗い長い夜をどのように感じていたのでしょう?
闇の中じっとして気づくのは自分の生きる力
心臓の鼓動の音、息の音
自分の意志とは関係なく営まれる命
暗闇の外に見えるのは、優しい月の明かりと、輝く星たち
手にけっして届かない宇宙と、生かされている自分
いずれも自分の力が及ばない神秘的なもの
それが私たちの本当の原点で、それを感じ取れた時はリセットできた時
冬至を境に日が長くなっていくことから、古代の人は冬至を1年の始まりとしていました。
その名残で現在でも暦の基準となっています。
今年も残りわずかとなりました。さぁ来年に向かい動き始めましょう。
事始めの日
今日13日は新年を迎える支度をする「事始めの日」
私たちは何か変化がある時、その日に重きを置きがちですが、前準備をしっかりしておけばたいていのことは上手く乗り越えられるものです。
新年を迎えるにあたっても、その心ゆきを整えておきたいですね。
大掃除ですす払いをするように、心の中のわだかまりも「一掃したい」と
感じる方は多いはず。しかし、人の心はそんなに単純ではありません。
心の問題は「どうせ解決しないから」と思いがちで、想像力だけふくらませ、特に日の短いこの時期はマイナス面に持っていきがちです。考えることを止める勇気を持つと、不思議とそれらが解決するものです。
考えてもだめなら、あきらめる前にまず行動。
心にとらわれず、身の回りを整理整頓したり、掃除することでいつの間にか心もスッキリとしているものです。
そして、誰かがかわりに掃除をやってくれるかもしれないと思わないことです。
あなたのことはあなたが一番よく知っています。
あなたがやりたいと思うことを行動に移すことが大切なのです。
そう、あなたが考えていることは意外とシンプルだったことに気づくでしょう。
今日をそんな事始めの日にしてみましょう。
白を意識しよう
年の切り替わりのこの時期
今年の自分が経験したことは糧として、それらに執着せず
来年を初心で迎える
できるたけシンプルにニュートラルな自分になっていたいものですね。
肩の力をぬいて、どこにいくとも目的のない状態
そんな状態がふさわしいのがこの時期
それを後押ししてくれるのが、雪の色でもある白色
雪が空から降ってきて、あなたの細胞一つ一つを通過していきます
本質のあなたを残して、あとは雪とともにどこかに消えていきます。
そんなイメージを抱きなが白を身にまとってみましょう。
白は浄化の色であり可能性をもった色
手放した手のひらには、あなたに必要なものが再び入ってきます。
また、白を身に着けることで、他人からは隠し事のない人と捉えられます。
自分にも他人にも、偽らず等身大でいること、それが白を着こなすコツです。
もしかしたら、あなたにとっては勇気のいる色ですか?
それを認めることも白がきっと助けてくれますよ。

