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「納める」…ハーブで納める

今年はどれだけの植物と触れ合ったのでしょう?

正月の門松からはじまり、五節句、そして近いところでは冬至のゆず風呂など、生活の中に植物を取り入れ、より豊かに暮らす知恵を私たちは身に着けています。

花に興味がないとおっしゃる方も、

アスファルトを割って顔をのぞかせた草の姿に勇気づけられたり、

木々の多い場所に足を踏み入れると深呼吸したり、

葉の色の移り変わりに季節を感じたり、

と植物があることによって心に何らかの変化を感じます。

また、毎日いただいているお茶やコーヒーも植物です。


植物があることによって、私たちの心や体は癒されているのです。


もし、あなたがバランスが取れていないと感じるのなら、ことしのうちに植物と触れ合ってみてはいかがでしょう。

葉を落とした木々たちに触れてみると何を感じでしょう?

黄金色の新芽を出しているゴールドクレストに手を触れると、どのような香りがするでしょう?

自分のために丁寧にお茶を入れてみるのもいいですね。


きっと、植物たちが自然体のあなたを取り戻させてくれるでしょう。



「納める」

今年も残すところあと約1週間となりました。

新しい年を迎える準備は順調に進んでいますか?


今週は仕事納めをはじめ、様々な行動が今年最後となることが多いのではないでしょうか。

あなたはいくつの「納め」をしますか?


「師走」「年の瀬」いずれの言葉にも”せわしい”といった意味合いが含まれています。

時間のない時はとかく心を忘れがちになり、見せかけの行動になりやすいものです。

例えば、部屋に散乱した衣類、急いで片付けなくてはならずクローゼットに放り入れ、次に着用する際に見当たらない…ということはありませんか?

片付けるは、ただ見えなくするだけではなく、適切な場所に納め、次にも活用しやすくことなのです。

「納める」は次の行動への準備なのです。

「納める」は今年の終わりではなく、来年をよりスムーズにスタートさせる準備なのです。

一つ一つの行動に「ひと手間かける」「心をこめる」ことをしてみましょう。


来年に結びつくかどうかはあなた次第「

ひとつひとつを大切に納めましょう。


「冬至」…心も体も香りで温まる

太陽の日照時間が一年で一番短い冬至

そんな時こ自分に時間を使ってみましょう


芳香浴にはゆず、オレンジスイートなどの柑橘系にリラックスできるラベンダーやサンダルウッドをプラスしてみましょう。

ホッと一息しながら満たされた時を過ごすことができます。

寒さで冷えた手足をゆっくりとアロマトリートメントしてあげましょう。

ホホバオイルやマカダミアナッツオイルにオレンジとブラックペパーの精油を1滴ずつまぜ

あなたの心地いいと感じるまで丁寧に手足をケアしてあげましょう。

柑橘系の香りは不安やわだかまりから開放してくれ、温かさ楽観的な思考をもたらしてくれます。

古事記は寒さや日の短さから、孤独感やマイナス思考に陥りがち

柑橘系の精油の力をかりて、こころにひだまりを感じてみましょう。