今年は何色?
さて、今年も始まって1週間が過ぎました。
今年の方向性は決まりましたか?
焦って早く決める必要はないのですが、なんとなくといった方向性が見つかると今後の進むべき道の選択がしやすくなります。
では、そんな方向性を色でイメージしてみましょう。
今年の12月、あなたはどのような色の似あう人になっていたいでしょうか?
●●●●●●の6色の中から選択してみましょう。
●赤…仕事、結婚など人生の大きな選択をしていくでしょう。エネルギーの充電を
●オレンジ…好奇心のまま動きましょう。選択する時は楽しいことを基準にしましょう。
●黄…知識を学びましょう。そして、あなたから発信しましょう。
●緑…自分らしい毎日を送りましょう。人に合わせなくてもあなたはあなたです。
●青…流れのままに流れ、受け入れましょう。不快なことは断る勇気をもちましょう。
●紫…想像を形にしましょう。自分を信じて行動にうつしましょう。
さて、参考になりましたか。
あなたの答えはあなたが必ず持っています。困ったら自分にきいてみましょう。
南天
「ナンテン」の実の赤色が彩の少ない冬景色に力強さを添え、見ているものの心にエネルギーをくれます。
特に雪の日の紅白の色合わせは、私たちの気持ちをスタート地点に立った緊張感を与えてくれます。
赤と白、いずれの色もスタートの意味合いを持ちます。白はまっさらな状態からのスタートを、赤は現在あるのもを変革していくスタートを表しています。私たちの人生はそういったスタートの繰り返しなのです。
そんな人生の節目節目に私たちは赤飯を炊く機会も多いですね。
赤飯の詰めた折りに南天の葉をのせます。
これは縁起のいいことを表すだけでなく、防腐作用があるからなのです。
南天の葉に含まれる「ナンジニノ」が赤飯の熱と水分により「チアン水素」を発生させ、それが腐敗を抑えます。
また、南天の実に含まれる「ドメスチン」には、鎮咳作用があり、百日咳やぜんそくなど咳止めとして使用されています。
観賞用としても薬用としても、私たちの瀬活に溶け込んでいる植物なのです。
こぼれ種でもたくさんの芽を出すことから、生きる強さを教えてくれています。
まだしばらくは赤い実を楽しむことができる南天。
私たちの力強い味方ですね。
七草
今日、七日は人日の節句(じんいつのせっく)
五節句のうちの一つです。
今年も健康でありますようにと願って春の七草をいただきます。
「せり なずな ごきょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」が春の七草
それぞれの植物たちは、発汗・保温作用、血圧降下作用、去痰作用、整腸作用などがあり、体のバランスを整えてくれます。
新暦ではこれら七草すべての姿を目にすることはできませんが、昔の人はどのような思いでこれらの七草を摘んでいたのでしょうか?
正月を終え、多くの人たちと挨拶を交わすことで、新年のエネルギーをもらえることもあるでしょうが、
普段よりも多くの人と過ごすことで気疲れもあったかもしれません。
そんな時に、植物と触れ合うことは息抜きにもなるはずです。
きっと、七草摘みは、お正月で弱った胃腸に優しいだけでなく、リズムを乱した心にも作用しバランスを整えてくれたのでしょうね。
先人たちの知恵を後世まで伝えていきたいものですね。


