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弥生



今日はひなまつり

3月の声をきくと、一度に色とりどりの色合いがイメージされます。

生き物たちが目をさまし、それぞれの活動を始めます。

冬の眠っている間にも、それぞれの過ごし方をしたのでしょうが、

エネルギーが外に向けられることにより

その個性がより私たちに伝わってきます。

その息遣いが色となって、私たちの心を刺激するのでしょう。


ひなまつりにいただくハマグリのお吸い物。

対のもの以外はかみ合わないことから、仲の良い夫婦をあらわし、

そのような相手と出会えるようにという願いからいただくのです。


ぴったりとかみ合うとはどういうことをいうのでしょうか?

一見は似た印象だけれども、絶対に重なり合わ事はなく、決定的に違うものがある。

そう、人間関係においでも同じことなんてありえない。

違いを理解し、それを認め合うからこそかみ合う。

他人にあって自分にないもの、自分にあって他人にないものを求めないこと。

ないものねだりは自分らしさを損ない、本来かみ合っていたものを別物に変えてしまうかもしれません。


「貝合わせ」、シンプルな遊びですが、実はかみ合う秘訣をそこから学び取っていたのかもしれませんね。

今日いただいたハマグリで貝合わせをしてみましょう。



「ひなまつり」…仕丁からのメッセージ


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女の子にとって心が躍る「桃の節句」

淡いピンクや緑の混じったひな菓子が店頭に並び始めると、こども心を思い出しついつい手を伸ばしてしまいます。


七段飾りのひな人形は古来の婚礼の姿を表し、内裏雛をはじめ15体の人形と嫁入り道具からなっています。

全体的に凛とした印象ですが、その中で5段目に並ぶ「仕丁」だけは表情が違うのをご存知ですか?

「泣き上戸」「笑い上戸」「怒り上戸」

3人がそれぞれの表情をしています。その表情をみるとこちらが朗らかになれます。


私たちは新しい環境に身をおく際、早く馴染むためにと自分を押し殺し、我慢しがちです。

それが後々ストレスになるということも多いのではないでしょうか。

「泣く」「笑う」「怒る」この感情をどんな時も忘れてはならない、という親の心がこの五段目の「仕丁」の表情に込められているのではないでしょうか。


「自分らしく ほがらかでいること」それは自分の感情を大切にすることなのです。

「温もり」…温もりを感じる色合い

ほんのりと温かさを感じる色

あなたにとっては何色でしょう?

今の時期のように、ほんのりとした陽ざし、

決して強くはない陽ざしだけど、植物の成長を温かく包み込んでくれる光

雪を溶かして、キラキラとした滴があちらこちらにみられます


この時期によく合う色といったら

輝きを放つ金や銀

色づかいをできるだけ少なくし、シンプルな輝きを強調しましょう


自分に似合う一番シンプルな色といったら「私の肌色」

肌色を美しくみせると、自分自身が輝き始めます。


肌色を見せる工夫をしてみましょう

首周りは襟ぐりの大きいものを、袖丈は七分袖丈を選んでみましょう

肌色の上には金や銀のシンプルなアクセサリーを身につけましょう。

肌を出すのはちょっと…というはネイルで工夫してみましょう。

ラメ入りで透明感のあるものを使用すると肌色が引き立ちます。


素肌のあなたが一番美しく輝いているのです