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一瞬を生きよう

植物の表情というのは、周りの環境で一瞬のうちに変化します。

太陽の光を浴びて、閉じていた双葉や花を開いたり

急な風にはそっぽを向けたりする

動くことができない植物だからこそ、その表情は動物より実は豊かかもしれません。


私たちも周りの環境に影響されて、よかれ悪かれ、様々な気持ちになります。

だからこそ生きている実感があるのです。

そう思って生きていても、現状に不満を感じたり、ついつい愚痴をいったり、

知らず知らずに人を傷つけたりしてしまいがちです。


一瞬一瞬を大切に生きるはとても難しいことかもしれません。

社会で生きていくには、他の力なくては生きていけません。


相手の一瞬一瞬も大切にしながら、いい時間を過ごしていきたいものです。


今で完結しながら、後につないでいく一瞬


新芽になった気持ちでいまから紡いでいきましょう。

野草摘み


空き地、道端、どこに目をやっても簡単に見つけることができる「ヨモギ」

見慣れているせいか、その存在をそれほど意識したこともないくらい、自然に私たちの生活に溶け込んでいます。この時期は柔らかい若芽をたくさんのぞかせていますので、ヨモギの姿に注目してみましょう。


この「ヨモギ」草餅や天ぷらにして気軽に体に取り入れることができますね。食べる以外にも、飲む、香りを嗅ぐ、もぐさにするなど様々な方法で生活に取り入れられており、私たち日本人にとって「万能薬」として有効利用されています。

「ヨモギ」は邪気を祓うといわれており、桃の節句では菱餅に用いられたり、端午の節句では菖蒲とともにお風呂に入れたり、ヨモギ餅としていただいたりします。

香りが豊かで、カルシウム、ビタミンC、K、ミネラル、カロチノイド色素、クロロフィル、食物繊維などの栄養素を豊富に含むことから、そのようないわれがあるのかもしれません。

特に女性に嬉しいのが生理痛、冷え性などの婦人科疾患の改善や産後の子宮の引き締めに有効的です。

また、湿疹やあせもなどの皮膚疾患には「ヨモギ風呂」を。摘みたてのヨモギでも、乾燥させたヨモギでも利用できます。


簡単に手に入れることができる「よもぎ」生活の中に活用してみましょう。


花々があちらこちらで笑顔を振りまいています。

夏から秋に私たちに果実をもたらしてくれる木々も今は花の時期。

桃に杏、かりん、アケビ、それぞれにかわいらしい花をつけています。


植物たちは美しく愛らしい色と形をし、その姿に癒されます。

人はその力に花に惹きつけられます。

人だけでなく、虫や鳥たちも花の蜜に惹きつけられ植物に集います。


惹きつける力は、植物たちが生きていくうえで知恵。

開放的に自分を表現することで、自分の美しさを十分に相手に伝えるのです。

時にはそれが相手にとっては毒となることもあるかもしれませんが、

それはそれとして理解してあげましょう、ただ、自分を守ることがそういった手段だったのです。


人も同じ。

自分を開放し、表現するということは、それだけ人の目を惹くことかもしれません。

しかし、それを恐れていては、本当の自分は知ってもらえないのです。

小さな草花から、果樹の花まで、それぞれが色々な色や形の花の咲かせています。

それには、ちゃんと意味があるのです。

気に入った花を、自分の元に持ち帰り、花と対話をしてみましょう。

あなたに生き方のヒントをくれるかもしれませんよ。