ニュースの直感:都知事選 鳥越俊太郎氏が立候補 | フェディのブログ

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都知事選の野党側候補として、土壇場で民進党が古賀茂明氏を捨てて鳥越俊太郎氏に乗り換えたのには驚かされた。

 

裏にどのような経緯があったのかは窺い知れないが、民進党都議連が正式に古賀氏に出馬依頼をした直後に手のひらを返すとは、節操も何もあったものではない。また、鳥越氏の出馬会見に古賀氏をサプライズで登場させたのは、自らの失態を何とか取り繕うための演出であろう。恐らく裏では古賀氏に対する必死の説得工作があったのだろう。後で判ることになるかもしれないが、何らかの見返りも約束したのではないかと思われる。筆鋒鋭い週刊文春に是非探って欲しいものである。

 

さて、その鳥越氏であるが、出馬の理由で一番に挙げたのは、参院選の結果であった。改憲勢力が2/3を超えたことが都知事選出馬に踏み切らせたという。これを聞いてあいた口が塞がらなくなってしまった。憲法改正と都知事とには何の関連もなく、改憲阻止に微力を尽くしたいと言うならば次の国政選挙に出るべきであって、都知事電に出る理由には逆立ちしてもなり得ないと思う。鳥越氏は現役キャスター時代から一貫して政府批判を主な立ち位置としてきたと承知しているが、都知事となることで強大なバーゲニングパワーを持ち、これまで武器としてきた筆舌から、実弾をもって政府と対峙することを夢見ているのであろうか? 都知事は都民のためのパブリックサーバントであるべきで、個人の夢、それも偏向した夢の実現手段に悪用されることはあってはならない。先の当ブログで、志という観点で小池百合子氏に疑問符を付けたが、鳥越氏には更に大きな疑問符をつけたい。

 

その鳥越氏に乗った、反自民党(というより反安倍総理)で凝り固まって、まともな政策論争も避け続けている民進党は、参院選の敗北後、何とか一矢を報いたいと必死なのであろう。古賀氏よりは戦いになりそうな鳥越氏に乗り換え、共闘を図る共産党筋から宇都宮氏を立候補辞退させたと見える。これら野党も、都民の生活を第一に考えているとはとても見えない。これからの選挙戦で民進党、共産党は幹部が揃って鳥越氏応援に連日声を張り上げるであろうが、自民党への反撃として都知事選を盛り上げるというのは、手前勝手な事情であって、都民に寄り添う政党とは決して呼べない。

 

都民の審判がどう出るかは判らないが、政府と対峙することを第一に考えるような都知事を選んでは、都政は混乱し、オリンピックへの準備も滞り、舛添都知事時代より更に酷い状態となるに違いない。メディアも今回の都知事選は連日大きく扱ってきたが、これから投票日まで、各候補の生の声・姿を報道し、候補者の公開討論会も数多く開催すべきである。極論を言えば、街頭演説は禁止し、選挙活動は公開討論会を電波・紙・ネットメディアで報道するのみとしても良いと思う。そうすれば単なる知名度・好感度だけで無能・無益・有害な都知事を選ぶことは避けられるであろう。

 

オリンピックまでの4年間は通常とは異なる重要な期間であり、個人的パフォーマンスや、野党筋による政府いじめのような雑音による都政の停滞は絶対に起こしてはならない。都民有権者の賢明な判断を期待したい。

   2016/7/14  19:30