ニュースの直感:アルゼンチン沿岸警備隊が中国漁船を撃沈 | フェディのブログ

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アルゼンチンで違法操業の中国漁船が沿岸警備隊艇に撃沈された。


報道によると、停船の求めに従わず漁船が体当たりをしてきたため、沿岸警備艇が発砲し浸水により沈没したという。状況から見れば、20109月の尖閣諸島での海上保安庁艇との事案とほぼ同じであったようだ。今回の事案では、中国政府はアルゼンチンに対し、徹底的な調査と再発防止策を講じるよう求めたという。アルゼンチン沿岸警備隊の対応は、違法操業摘発に対し反攻してきた漁船に対する行動として至極真っ当なものであり、中国政府もそれなりに自制した反応を見せていると感じる。


翻って、尖閣の事案を思い起こせば、当時の民主党菅内閣は中国に対し全くの腰砕け状態であった。中国漁船の体当たりという危険行為を録画した海上保安官が、民主党政府が映像公開を拒み事実関係を隠蔽しようとしたことに怒りをもって、仙石官房長官を匂わすバンドルネームでYouTubeに映像を公開し、その行為により退職を余儀なくされてしまった。これは、必死で国土を守る任務を全うしようと日々努めている全ての海上保安官に対する政府の裏切り行為であったと言っても良いであろう。挙句の果てが、超法規的措置とやらで、拘束していた漁船員を中国に送り返してしまったのである。思い返すも苦々しい記憶である。


発生場所が、遠く地球の裏側であるアルゼンチン領海と、隣国の日本、しかも中国が一方的に所有権を主張する尖閣諸島海域という違いはあれ、違法操業への警告無視と反攻という漁船の行為は同じである。何故日本政府はアルゼンチンの様に毅然たる対応ができなかったのであろうか? 当時の民主党政権の事なかれ主義、あるいは自らの対応能力に対する自信の欠如、更に言えば擦り寄る中国共産党政府への過剰な配慮がそうさせたのであろう。この事案の顛末により、以降中国政府が尖閣領有権問題で強硬に出ても日本政府は何もできないと思わせたことの罪は大きいと思う。安倍首相の唱える「普通の国」になると言う事は、正に今回のアルゼンチンのような毅然とした対応ができる国になるということであろう。違法行為はどこの国が相手であっても違法行為なのであり、中国だからといって手心を加えることなどあってはならない。主権国家として凜とした態度を堅持してほしいと強く思う。


アルゼンチン沿岸警備隊のニュースで民主党政権時の悪夢を思い出してしまった….嗚呼!

      2016/3/18 12:00