ニュースの直感:安保法案審議が最終段階へ | フェディのブログ

フェディのブログ

ブログの説明を入力します。

安保法案の参院採決をめぐって野党が委員会審議を幾度も止めて夜半まで紛糾している。



今までの審議の経緯を見ても結果は明らかで、今夜はできずとも、今週中には法案成立となるであろう。そもそも、まともな審議を避けて重箱の隅をつついてばかりいた野党のふがいなさは眼に余った。審議が不足しているとの物言いは、自らが招いた審議停滞ゆえであり、無駄な時間を浪費した責任を自覚して欲しいものである。これから何時間審議を延長しても、対案さえ提示できないのであるから結果は同じである。また、自らの無能振りを棚上げにして、反対デモに助力を求める姿は、もはや国会議員とは呼べず、完全にデモ参加者の一部と同化してしまっている。多額の歳費をもらって政に専心すべき人たちとは全く見えない。真偽は定かではないが、ある調査によるとデモ参加者の40%強は共産党支持者であったという。民主党の岡田氏は共産党シンパに向かって皆さんの力が必要ですと叫んでいた訳だ。民主党がこれほど共産党と親密な関係とはついぞ想像すらしていなかった。



デモといえば、国会前でのデモを主導しているSEALDsの奥田氏が昨日の公聴会で野党推薦の発言者として登場したが、その発言を報道で読んで感じたのは期待はずれの一言であった。それは、終始一貫、感情論に徹していたからである。少しは理論的に法案への異論をまとめ、日本の将来の安全保障への何かしら提案を披瀝してくれるものと期待したのであるが、完全に落胆させられてしまった。反対野党の姿勢となんら変わらず、逆に岡田氏や志位氏がデモに幾度も参加していた理由が判ったように感じた。奥田氏の発言は確かに感情論としては良くできた内容であり、デモ参加者をアジテートする術には長けているなと納得はできた。公聴会では、それまでの金髪を黒く染め直し、スーツ姿で登壇していたが、これを礼儀の表れと見るか、パフォーマンスと見るかは分かれるところであろう。残念ながら私には礼儀正しさの表れとは感じられなかった。礼儀正しい人物ならば、デモ隊の安倍首相に対する罵詈雑言、誹謗と言えるシュプレヒコールを煽ったりはせず、自制するよう呼びかける筈だからである。





もう法案成立という結果は見えているとして、これまでの法案審議を通して感じたことは、感情論と現実論はどこまで行っても平行線であるということである。反対する野党と反対デモの参加者は終始一貫感情論でしかなく、対する政府側は現実論であった。双方共に同じ「戦争を避ける」という事を主張していながら対立しているのは、正に感情論と現実論の違いによるものであろう。では国際政治は感情で動くのか、現実で動くのかと問われれば、誰も感情ではないと答えるであろう。ならば、国際関係のあり方を問う安保法制は現実論で向き合うのが正解である。これまでの反対野党やデモ隊の感情論的行動に理はないと思う。さらに言えば一部法律学者の発言に左右されることも、同様に現実論から離脱する行為と言える。象牙の塔という閉じた世界で、狭い研究分野における権威が政治に力を及ぼすことは、感情論依拠より更にたちが悪いと思う。





安保法案の審議経緯を見ての私なりの結論は、政治は現実論で行われるのが筋であるという事であり、決して感情論や学術論に左右されてはいけないという事である。

2015/9/16 23:30