ニュースの直感:世界遺産登録と韓国 | フェディのブログ

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「明治日本の産業革命」世界遺産がようやく正式に登録された。


5月のブログでも記したが、今回の登録については正直に言って賛同できない。日本のアタッシェは最後まで苦労を強いられ、土壇場で韓国を合意に持ち込んだのであるが、韓国の言う「強制労働」という表現を避けたとする ” forced to work” にしても、韓国に譲歩した結果となったと思う。恐らく、今後遺産史跡の整備に伴って、韓国側からこの ”forced to work” をどのように現地やPR資料に表示するかでクレームが多発するであろう。日本政府はのどに大きな骨を残してしまったのではないか。 


現地での日本のアタッシェの登録へ向けての努力は理解できるが、このような将来に禍根を残す落としどころとしてしまったのは日本政府の責任であろうと思う。現場は登録ありきで動くものであり、そのためには妥協点を探ってしまうものである。これを防止するには、トップからの明確な指示が必要である。先の外相会談で双方が協力するとしたのであるから、妥協などは全く必要なく、登録に持ち込めなくともアタッシェの責任ではないと明示すべきであった。そうすれば韓国側が紛糾させてきたときに、国の方針として席を蹴ることができたであろう。恐らく当人達も、今回の登録認可については後味の悪さを身にしみて感じていることと思う。



今後、”forced to work” の解釈をめぐって韓国側から繰り出される様々なクレーム(有体に言えば、言いがかり)を考えると、今回の世界遺産騒動は「負けるが勝ち」とすべきであったと強く感じる次第である。遺産登録が遺恨再生産の源になってしまっては失うものの方が大きいであろう。

                           2015/7/6 16:00