アメリカ大リーグで、ダルビッシュ投手が、あと一人というところでノーヒットノーランを逃した。
ダルビッシュは去年4月にも最後の一人で完全試合を逃している。最後の一人が、それまでの打者とどれだけ違うのか、当人以外には判らないことでしょうが、TVで表情を見た限りではダルビッシュ本人にはそれほど緊張の色は見えなかった。 緊張すると言えば、むしろ野手の方なのではなかろうか。自分の守備範囲に打球が来てアウトにできなかったら投手の記録をつぶしてしまうと思うと、投手本人よりよほどプレッシャーを感じると思う。残りの打者数が減るに連れて、そのプレッシャーが徐々に高まり普段のプレーができなくなりそうである。その7人のプレッシャーの総和が回を追うにつれて大きくなっていくことが完全試合達成の最大の難しさで、案外と投手本人の要素より大きいのかもしれない。
次のチャンスがいつ来るかは判らないが、三度目の正直となることを祈りたい。英語でも third time lucky という言葉があるのは、国が違っても人間の想いは一緒なのだと感じる。