マリーンズは敵地での対イーグルス戦、見事に三連勝を飾り、3日から場所を西武ドームへと移してのライオンズ戦となります。3日は春の嵐のために試合中止となりました。仕切り直しの昨日、4日の試合について書こうかと思います。
マリーンズVSライオンズ1回戦 西武ドーム
マリーンズ 2-0 ライオンズ
え、今日も勝ったの? 嘘やん。思わず結果を見てそう思ってしまいました。だって四連勝ですよ、四連勝。
確かにシーズン中に連勝を重ねて四連勝をすることはままありますが、開幕からの四連勝となるとなんと60年ぶりだそうです。この数字だけ見ても、マリーンズがどれだけ開幕ダッシュから縁遠いチームかわかります。
それをあっさりやってしまうんですから、“嘘やん”と呟いてしまうのも無理からぬことだと思いますし、思ってください。
スコアを見てのとおり、ロースコアの僅差のゲームでした。となればこの日の殊勲者は投手…それも先発投手です。そのマウンドに上がったのは、巨人から移籍してきたかつての最多勝男。精密機械の異名をとるグライシンガーでした。
名前が名前だけに巨大ロボットとかそういうものを連想させるのか、有名な某巨大掲示板では超魔神などという異名がつけられています。今日の記事のタイトルはそいつに引っ掛けたものです。
ライオンズの先発は牧田。去年のパ・リーグ新人王ですね。マリーンズにいる俊介と同じ、そして今のプロ球界ではこの二人しかいない真性のアンダースローです。その独特な球筋はやはり捉え難いのか、四回まではヒット2本に抑えられます。
一方のグライシンガーもここ2年で僅か1勝に終わったのが嘘のように堂々たるピッチング。こちらも四回までヒット3本に抑えます。
0行進のまま進み、試合が動いたのは五回でした。サブローが倒れ今江がセーフティーバントで出ますが、エンドラン失敗でツーアウト走者無しとなります。
ここから大松、里崎とヒットで繋ぎ、打席にはこの日九番に入った岡田。開幕してから打撃の調子が良くなく、出たり出なかったりしていましたがこの日はスタメンに名を連ねていました。
その岡田がライトへと今シーズンの初安打を打ちます。コーチの指示で大松がホームへと突っ込みますが、ライオンズのライトの高山の返球はアウトのタイミングでした。しかしホーム上でのクロスプレーとなり、キャッチャーの炭谷がボールを落としたために生還し、一点をもぎ取ります。
ここで岡田にもようやく今シーズンの初ヒットが出ました。それもタイムリーですから、気持ち的にも楽になったことでしょう。
結局この回は一点止まりでしたが、その一点の援護をもらったグライシンガーはその後も淡々とアウトを積み重ねていきます。そして七回を投げ終えたところでお役御免。後をリリーフ陣に託します。
八回は四連投になるルーキーの益田。危なげない投球で八回をピシャリと締めます。結果を残してくれるのは嬉しいのですが、くれぐれも酷使して壊したりしないようにしてほしいものです。
マリーンズは九回に貴重な一点を追加し、最後のマウンドはこちらも四連投となる薮田。こちらも三人で切って取ってゲームセット。見事に60年ぶりとなる開幕四連勝を飾りました。
この日の勝ちの要因は何と言ってもグライシンガーに尽きるでしょう。見事としか言いようのないピッチングを披露してくれました。
特に冴え渡ったのがカーブで、ライオンズ打線が面白いようにクルクルと回ってくれました。実際に見れなかった方のためにまたハイライトを置いておきますので、確認したい方は見てみてください(あまりグライシンガーの投球映像はありませんが…)。
グライシンガーは二年前に肘を手術し、その負担を考えてここ二年はカーブを使っていなかったそうです。そのために成績が低迷してジャイアンツから自由契約になったそうですが、そうでなければマリーンズに来てくれなかったでしょう。なんとも奇妙な巡り合わせです。
勝ち星を重ねましたが、この日は12安打で僅か2点と、ある意味マリーンズらしさ全開の野球でした。投手陣が抑えてくれたから良かったものの、今日の安打数ならもう少し援護点があっても良かったんじゃないかと思います。まあ、ここらへんは永遠の課題ですかね。
このライオンズ戦は二連戦であり、初戦は中止となってしまったためにこのカードはこの一試合で終わりです。金曜日からは場所を本拠地のマリンに移してファイターズとの三連戦になります。
金曜日の先発は成瀬と斎藤ということになるでしょう。本拠地の開幕戦ということで、是が非でも勝ってほしいものですね。そしてそうなったら、どこまで開幕からの連勝を伸ばしてくれるか楽しみにしたいと思います。
そのためにも、金曜日の成瀬に期待しつつ、本日はこれまでにしようかと思います。では。m(_ _ )m
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