前々々々回の「 4、子供が風邪を引いたら、すぐ医者に見てもらいますか。yes かnoでお答えください。5、子供が風邪を引いたら、すぐに薬を飲ませますか。yes かnoでお答えください」についてコメントいたします。
結論から言うと、あまりこういうことに神経質にならないほうがよいと思います。私が以前教えた子で、とても体の弱い(精神的にも)子がいました。その当時高校生だったのですが、お母さんは、その子がかわいくて仕方なかったのか、小さいころから、カゼだというと病院に連れて行き、注射を打たせていたみたいです。そのときはすぐなおったかもしれませんが、長い目で見ると、体が自力で直る力を奪っているみたいなもので、あまりすすめられる行為ではない様に思います。よく、そのお宅から、こんな電話を朝早くから、いただきました。
「今日休ませてください。カゼなんです。お医者さんで注射を打ってもらったので、すぐ治ると思います」
同様のことが、風邪薬にも言えると思います。できるだけ、予防を心がけるべきで、ちょっと風邪を引いたといっては、薬というのもどうかと思います。私は、ここ10年で、風邪薬を飲んだのは、1,2回ほどで、我が家に風邪薬は置いていません。腹八分目を心がけること、うがいを、暇があったらすること、のどがちょっと痛くなったら、あるいは、ちょっとせきが出るようになったら、のど飴(私の経験では、かりん入りがよいように思います)をなめること、チーズを食べること(私にはチーズは風邪薬より効きます)などのちょっとした予防処置を講じることをするだけでずいぶん違います。勉強でも何でもそうですが、ちょっとの差が大きな差になるように思います。
後注:先日(2003年2月前後だと思います)39度はかぜを直すのに最適な温度、というのを「ためしてガッテン」というNHKの番組でみましたが、こうやって、体が最適温度にもっていこうとしているのを、40、41、42度と上がっていくことは、通常ありえないのに、薬をあわてて飲んで、人工的に熱を下げてしまったら、体の免疫能力を下げてしまうだけではないかと思うのですが、、、。これまた先日、娘がかぜを引いて最高で39,40度あたりまで上がったときは、私は、娘に、
「今、からだが、熱を出して、その熱で、ばい菌をやっつけているところだから、かなちゃんもじっとがんばってね」
と、白血球がばい菌を食べている様子を手振りで、説明してあげました。風邪薬は、今回は極力控えたので、心なしか、回復も早かったように思います。じきに治るというような、うそもつかず、長ければ1週間戦わなくてはいけないことも説明しました。子供を安心させようとうそをつく必要はありません。よかれと思ってのうそでも、繰り返すと、「狼少年」になりかねません。「狼少年」たる親に対しては、いずれ、激しいしっぺ返しが来るかもしれません。激しいしっぺ返しをする子供は、私からすると、いい子供で、娘には、私に対しても、必要があれば、そうするよう勧めています。
もとより私は医者ではないので、あまり断定的なことはいえませんが、子供の免疫力を信頼して、冷静に観察する、ということも必要ではないかと思ったりしています。