荒れた部屋 | OG:LIFE

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アニメと写真のおはなし

○本と資料が多すぎて収集がつかなくなってきたので60%くらいの感覚で使っていた本棚を100%「本棚として」使うことを決意しまして、とりあえず今後必要なさそうなプリント・講義のメモ類、新聞のスクラップ、図録、書籍を処理しようとしていますが何せ量が多い。そして因みに私は服の着まわしやコーディネイトセンスが素人レベルなので着れ(て)ない服とかも結構あります。似たような服とか。いや別にいいじゃん持ってるし・・というのが何枚もあったり・・・いらないなーほんとにいらないな。。たまに我慢できなくて買ってしまう雑誌類。もう好い加減来週棄てます!スペースがあかなくて苛々する!!!



今日歩きながら何気なく考えていたのですが、日本人は手拍子は偶数の2・4拍が好きなんですよね。祭囃子とか偶数拍だと思いますし。言葉は3文字も好きだけど「四文字略語」っていうのが多いなーって思ってたんです。前も何かのレポート書いたときにふと思ったんですが。しりとりとかゲームするときも大抵二拍でやりますよね。

略語~と思ってちょっと探してみたら面白いサイト (不二草紙)がありました。blogのトップに小松左京がデーンとでてきたので「おおっ!!」と思わず声が(笑)



今日の新聞記事にもあって、多分1週間くらい前の新聞でも結構でてたり、今年の夏の終わりごろや春、もしかしたら一昨年くらいからかもしれませんが、今レトロブーム熱がどんどん上がってきているのと同時に、趣味に重きをおくといいますか、趣味を「自分の力」として認識する人が増えているようです。私もそういう人種の一人だと思います。

今、年間で実施されている検定試験に、社会に出る際に有効な資格や検定以外に、趣味領域のものの検定試験が新に作られて実施されています。最近ではご当地物に加えて、江戸文化歴史検定、映画検定、きもの文化検定など(私がスクラップしたのもきもの文化検定を受験する女性が増えているっていう内容の記事でした)などかなり沢山の検定試験が実施されているようです。


レトロブームはここ最近、景気が安定してきたのと、日本国民の中で貧富の差が激しくなってきたり、団塊の世代をターゲットにオーディオブランドが復活したり、あとは日本の文化物に限らない枠で言えば、やはり少女漫画の影響(『NANA』がよく挙げられている)が私達の世代では大きいのかもしれません。レトロブームは女性の方が若い年齢からそういう傾向が強いように私は感じられるのですが、それは思春期に退廃的なものに何となく憧れたりした経験があるからです。自分の今日の趣味は小学生時代に文学(主にシェイクスピアと童話類と宮澤賢治)、アイドル、マンガ(主に少女マンガ)ときて、根暗で非活動的だったので当然のごとくあまり友達も居ず(笑)、性格とマンガの影響から中学時代にオカルトや宗教・哲学の本を沢山読んでました。黒魔術や天使と悪魔の辞典なんかはベタですが、この時代は、サルトル、イスラム教、特にカントとキリスト教の本と長野まゆみと宮澤賢治、別役実の本を沢山読んでました。別役実さんの童話作品は、中学の図書館で偶然出会って以来、大好きです。高校時代は嶽本野ばらさんの本とやっぱり長野まゆみ、夢枕獏、京極夏彦、有栖川有栖あたりを読みました。


当時相当読み返した本があって

吉川 良太郎
ペロー・ザ・キャット全仕事
森 博嗣
女王の百年密室

京極 夏彦

ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

有栖川 有栖, 川口 宗道

作家の犯行現場

嶽本 野ばら

それいぬ―正しい乙女になるために

村上 龍

イン ザ・ミソスープ

この辺りの本はもう借りて延滞してまた借りて延滞して・・という位何回も借りて読んでました。ルー・ガルーは買って3年間ずっと読んでた気がします。当時ハードカバーの長編とかまだ読めたので沢山本読む方だったので薄い本だとすぐに読みきってしまうので暫く困らないようなぶあっつい本が読みたいなーと思って買ってもらったんです。今じゃ到底無理です!!私普通のハードカバー本の厚さでも話読めません。お話し読むのがすっかり苦手になってしまいまして・・。思い返すと高校時代はSFブームだった気がします。銀河英雄伝説がCSで放送されて、自分の中で一大ムーブメントが起きてました(笑)ギリギリ高校2年くらいまでは小説も多少読んでたんですが・・今は読むものといったらほぼ新書とか評論とかばかりなので、今日日本児童文学の先生が仰っていた「読んだつもりで終らないことが大事」という言葉がグサっときました(笑)


今日講義で扱ったのは『蜘蛛の糸』と『一房の葡萄』で、この二作品だったら私は『一房の葡萄』が好きなんですが、芥川竜之介に抱いているイメージとは別の側面のエピソードを聞かせていただいて、興味深かったです。2人とも自殺してるんですよね。

芥川竜之介が友人に言った自殺を仄めかす言葉とかなんともアッサリしていて、やっぱり変わった人、というか不思議な人なんだなと思いました。自殺した作家の遺書を集めた本とかないんでしょうかね。日記とか。興味あります。



先日、「匿名性の悪意」で「わからないことの恐怖」といった内容に触れたのですが、

逆に、名前はアイデンティティの象徴であって、『千と千尋の神隠し』とかでは名前が「ある」ことで力を発揮したのに、「何か」「わからないもの」っていう状況下になるとなんで「わからないもの」が強力な力を持ってしまうんでしょうか。それとも、「何か」のほうは力を実は持っていないが、思い込みによって「自分達」が無意識に抵抗しうる力を自ら抑制してしまう、という影響力に限っての強さなんでしょうか。



木曜3限にある「笑いの文化史」という講義でまた2章が終ったので小レポートを出さなければなりません。本の中身とリンクさせることが結構難しいのでどうしたらいいものか。講義が本の本筋からほぼ外れないかなりS先生の講義にしては「例外すぎる」講義になっていて、私は会話のしどころに困ってます。でも、ここは自分の発想力の限界に挑戦して、いかに自分の持っている情報をリンクできるのかできるだけやってみるしかない。。。頑張ろう・・・


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