木です。ウチの畑の南斜面に生えてた「ニセアカシア」の丸太を斧でハツッて角材にしたヤツです。10年くらい床下に放置していました。
電気カンナと電動丸鋸、どちらも最安値のオモチャに毛が生えたようなヤツだけど、やっと買えたので、コレで木材を板に挽いてみます。
ちょっと曲がりがあるので、直線部分で2つに切断。
先ずは綺麗な側をカンナ掛けして平面に。
平らになったとこに線を引いて、ココを丸鋸で切ります。
丸鋸は56mmの深さで切れますが、角材は100mm以上あるので上から切ってひっくり返して反対から切って板にします。
さすがに切断中は写真取れませんでした。丸鋸って回転数がものすごいから怖いんだよね。
で、厚みはまちまちですが、ソコソコの板が取れました。
「ニセアカシア」はとても腐りにくいので、屋外の雨のあたる場所での階段とかフェンスとか、色々使えます。たくさんあればウッドデッキとかとても丈夫なのが出来ると思います。
辺材(外側の色の薄い材、しらた)は腐りやすいので、芯材だけ使うと良いです。
とても重くて頑丈な材木です。
とうとうトランプさんが本性現わして、イランが大変なことになりましたね。
こりゃアカンわ、と思って成り行きを見ていたら、早くもヤバいニュースが流れ始めました。
日本では「ナフサが切れる」みたいのが多いんですが、当のアメリカで
「食糧危機か?!燃料高騰で農業危機!!」みたいな話も聞こえてきました。
なんでこんなに簡単?に、しかも戦争始めた側のアメリカで・・・って思いますよね。
ま、今回本当にアメリカで食料供給に問題が起こるかどうか、それはちょっと分かりませんが、そのリスクが懸念されるのには理由があると思います。
「令和の米騒動」に関する記事でもちょっと書きましたが、「大規模化」の抱える構造的な問題です。
大規模化≒機械化ですから、石油関連に不安定要因が重なれば、そりゃヤバいよね、って話ですけど、私はそれだけではないと思います。
大規模化って事は、例えば「稲作農家の規模を今の10倍にする」って話なら、言い換えれば、「稲作農家を9軒やめてもらって、一軒にする」って事です。
100倍にするなら99軒やめてもらう、って事です。
国が強制的にやめさせる、なんて事はあり得ませんから、実際には順序が逆で、99軒の農家さんが、もう高齢だから、後継者いないから、儲からないから、とかでやめて行って、空いた土地を合わせて一軒の大規模農業法人とかが経営するって事になるんですが、どちらにしても10倍なら事業者数は1/10、100倍なら1/100になります。
物凄く大規模になれば、輸出でも競争力ついてきますから、市場も広くとれるようになって、少しは件数の減少は緩和されるかもしれませんけど、そこまで大規模には成れないでしょうし、アメリカは勿論、南米でも中国でも東南アジアでも大規模化は進めて行くでしょうから、そうそう輸出で市場拡大は出来ないと思います。
市場サイズが変わらないので、大規模化が進むと事業者数が減ります。
大規模生産者はシビアに生産効率を追求しますから、競争は激化します。
少ない事業者で厳しい競争を行うとどうなるでしょう?
オリンピック選手のようになります。
つまりね、少数のプレイヤーで僅差で生産性を競り合うと、みんな最も効率の高い生産方式に集約していって同じスタイルばっかりになると言う事です。
オリンピックの選手のフォームや技術が同じトコへ集まるのと同じです。
走り高跳びなんか「背面飛び」ばっかですからね、そりゃあれが一番飛べるんだから仕方ないよ。
農業は安いものを大量に生産する上に、気候などの変動要因が大きいので製造業ほどには儲かりません。したがって投資も集まりません。
製造業では、独自の生産機械を持ち、独自の商品を、独自の工法で生産する企業は珍しくありませんが、農業で自分で設計した農業機械で、自分で育成した作物品種を、自分で開発した農法で生産している事業者は多分、一軒もないでしょう。
大規模化で生産者が少なくなり、高効率と大資本が必要になると、生産スタイルは画一化します。
更に農業機械が大型化するので、ソッチも細かいコト言ってられなくなる上に、高額化します。そりゃ事業者が少なくなるんですから台数が出ませんからね。建設機械と一緒です。自動車に比べて物凄く高額です。
つまり、「令和の米騒動」の時に農水省が言っていた様に、大規模化で高効率低コストを実現すると、仕事内容は設計図通りの出来あいの生産スタイルに固定されてしまうと言う事です。
そこへ、石油が切れました、燃料代が倍になります、って来たら・・・・「倒産」の2文字が浮かび上がる事になります。
大きくなればなるほど、小回り効かなくなりますからね。
各事業者の間では、それでも燃料調達を上手にやる、とか、燃料代上がった分だけ他の改善で人件費とか削って生き残るとか、上手くやって生き延びて更なる規模拡大にまい進する事業者さんも出て来るでしょうけど、社会全体では「食糧不足」つまり「飢餓」の危険が高まるワケです。
業者が儲かろうが儲かるまいが、企業が成長しようが倒産しようが、産業が発展しようが凋落しようが、社会で必要な食糧の量には関係ありませんからね。
どんなに儲からなくても、要るものは要るんですよ。
だから、生産効率と利益を追求する大規模生産が必要なら、一方で、逃げ道となる中小規模の非営利に近い生産形態を残しておかないと、シビアなジャストインタイム生産(私は自動車産業でソレの生産管理システムを設計していました)だけに偏ると、ネジの工場が火事になっただけで、全生産ラインが何日も止まる、なんて事が起こるワケです。(実際に起こりました)
稲作の1/3~半分を中小規模の兼業農家にして、本業を別に持ちながらでも、手軽に負担感なく続けて行ける効率化生産方式を開発し、画一化大量生産と、多様化少量生産の両輪で進めて行かないと、ちょっとした事で躓く脆弱な社会になってしまいますよ。




