昨日植物並べたんで、今日は春の動物ね、動物つってもサカナね。

ほれ。

コレ、「ホンモロコ」琵琶湖特産の魚です。
元々日本では琵琶湖にしかいなかったんだけど、美味しいのであっちこっちに広まって野生化して、今は色んなトコにいるみたい。あんまり寒いのはダメみたいですけどね。だから北は「ワカサギ」が多くて、南は「ホンモロコ」なんだけど、北のワカサギほどポピュラーじゃない感じですね。
「タモロコ」って言う近縁種があちこちにいて、交雑したり混同されたりするからですかね。
んで、こいつは日本のコイ科淡水魚では、一番オイシイと言われています。
ホントに臭みもクセもなく、深みのある上品な味でメチャ美味しいです。
お勧めは天ぷらと南蛮漬け。

最初に稚魚を買ったのは2020年でしたから、今年で6年目です。
この魚自体は2、3年しか生きないので、食料とするためには増殖させなければなりません。
最初は失敗しましたが、去年、採卵に一応成功しました。
でも、少ししか卵を産まなかったので、去年の稚魚は40匹くらいしか増えませんでした。
今年は、親魚と去年の稚魚が大きくなったのと合わせて110匹くらいいますから、たくさん卵を産ませて、稚魚3000匹くらい確保したいと思っています。
毎年、それくらい産ませて、常時1万匹くらい飼育していれば、ずっと食べ続ける事が出来ます。
そして嬉しい事に、ホンモロコの稚魚は水田でも育つのです。

ご飯とおかずがいっぺんにできます。

この冬の実績は、屋外越冬に成功した事。
水温10℃以下になると危ないので、西日本にしてはちょっと冬が寒いこの辺りはアブナイ地域です。
放っておくと水温は5℃以下に下がります。これまではビニールハウス内に埋め込んだ大型のバスタブにヒーターも入れて12℃くらいで越冬させていました。
去年、2x5mくらいの池を、頑張って深さ1.5mくらいに掘りました。
深いところは温度が下がりにくいので、なんとか越冬できないかと試してみました。
池の上には縦横に細い丸太を渡して、その上に波板を敷いて蓋にしました。直接外気と触れないだけでも結構違います。
80匹弱いれておいたのですが、ほとんどが越冬したようです。
ハウスの中でも大きめのヤツを30匹くらい越冬させました。
両方を合わせて産卵用のプールに入れます。
プールの排水はその深い池に入るようになってて、池からは1アール弱の水田に繋がっています。
去年はプールで産み落とされた卵が自然に池に流れ込んで孵化して、水田で稚魚が育ちました。
今年は親魚の数が多いしサイズも大きいので、プール側で寒冷紗などの基材に卵を産み付けさせて、それを池に移して孵化させる予定です。

米、麦、野菜と魚が栽培、養殖できれば、基本的な食糧自給の枠組みが整います。
そこまで行ったら、今度はソーラー発電や揚水蓄電で電力自給です。
「令和の米騒動」で食料に泣き、「イラン戦争」でエネルギーに泣き、いかにこの国が人間生活の基本をないがしろにしてきたか実感しませんでしたか?
どんなに高給を得て、資産形成しても、食料とエネルギーを調達できなくなればすべてパアです。
戦後の食糧難の時には、都市部のお金持ちさんも田舎の農家へ行って高価な宝飾品をわずかばかりのコメと交換したんですよ。
いつもいつも自分で全部作ってたんじゃあ大変ですけど、日本の国土は比較的容易に食料とエネルギーを調達できるような環境と生態系を持っています。
これは世界的に見ると結構貴重ですよ。
もう一度、一人が何人分の食料を生み出せるのか?何人分生み出せば良いのか?考えて見るべきでしょう。
大規模農業が良い、いや、地域密着型の中小規模農家がイイ、そんな話ではないんです。
日本の環境、気候、生態系を合理的、効率的に活かして、食料とエネルギーの安定自給システムを構築するべきだと思いますよ。