大変お待たせいたしました。
イネの種籾と落花生のタネ、雑穀2種ダケですけど、週末(19日)頃から販売を始めたいと思います。
イネは15品種です。
今年は新たに「愛国」「神力」「穂増」「岡山朝日」「カミアカリ」などが加わりました。
「愛国」は「コシヒカリ」の耐冷性に貢献したと言われる低温や病虫害に強い近代在来種の代表格みたいな品種です。
「神力」はもう一方の代表格、非常に広く栽培され「コシヒカリ」に抜かれるまで作付け面積記録を持っていた多収品種です。
「穂増」はもう少し古い世代。江戸時代からの良食味品種、味の良さで全国に知られた熊本の在来種です。近年、見直され復活しました。
「岡山朝日」は、「神力」の後、西日本を中心に広く栽培された「旭」の純系選抜種。
現在も第一線でがんばる現役の良食味品種です。
「カミアカリ」は「コシヒカリ」から突然変異で現れた「巨大胚芽米」です。
胚芽が通常の3、4倍の大きさとなります。玄米で食べると「GABA」などの有効成分が摂取できます。
落花生は6品種です。
シマシマ・ピーナッツの「ファスティガータ・ピンストライプ」と「縞ひかり」が新規導入です。
「ファスティガータ・ピンストライプ」は大型の匍匐性、豆に縞模様が入ります。
横に広がりますけどその分たくさん穫れるし、粒も比較的大きく日本の品種と遜色ありません。
味は濃厚な味わい、炒り豆だけでなく、穫れたての茹で落下性や、ピーナッツ・バターにも良いと思います。
「縞ひかり」は仕入れ品ですが、やや小粒で縞と言うより「ウズラ模様」の賑やかな品種です。
多分、中国の「雲南七彩花生」と同じかかなり近い品種なんじゃないかと思います。
同じなら「七彩花生」って名前の方を使いたいですね。
軽い味わいでお菓子やおつまみ向きの感じです。
雑穀2種は「シュガーソルゴー(白)」と「穀物アマランサス」です。
「シュガーソルゴー(白)」は以前から扱っている穀粒の白いアクの少ないヤツ、茎から糖蜜が穫れ、穀粒はポップコーンにもなります。お勧めは「ソルゴー・ハンバーグ」、茹でた穀粒をハンバーグの生地に混ぜるダケですが、意外とたくさん入れても皆んな気づきません。ミンチの水増しに!
「穀物アマランサス」はタネを食用にするタイプのアマランサスです。
タネは白くて小さなツブツブです。明太子のツブツブくらいの大きさ。
なんとコレで「ニセ明太子スパゲッテイ」が作れると言うウソみたいな穀物です。
脱穀は叩いたり揉んだり踏んづけたりするだけ、ゴミを風で飛ばせば完了。
そのまま茹でれば食べれると言う簡単過ぎる穀物です。
野菜種子は申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。
加温機が壊れたので発芽試験が遅れております。
また、2年続きの不作で、品種も僅かです。
発芽試験が終わり次第、出品しますが、今年は残念ながら、ちょっとご期待いただけない感じです。
現在、袋詰作業中です。
袋詰と言うより、ウチのタネは四角い紙で包んだだけです。
こんな感じ↓
昔の粉薬を包んだ折り方です。
コレだと紙に絵をプリントすれば袋を外注しなくて良いので、コストかかりませんからね。
下げたコストで送料無料にさせていただいております。
販売サイトはコチラ↓
未だ、品目並べて解説文入れただけです、袋詰済んだら在庫入れて19日くらいから販売開始したいと思っています。
オミクロンは来るわ、ワクチン副反応は出るわ、仮設住宅はなかなか建たないわ、ヒーターは壊れるわ、イノシシは襲来するわで、今世紀最悪の状況とはなっておりますが、ま、こんな時は、急がず焦らず倦まず弛まずで、出来る事をコツコツですね。
皆様も、まずは感染しない事、最大限のご用心を、けっしてタダの風邪なんかじゃありませんからね。