政府は新型コロナ感染症中等症患者を入院させず「家で寝とけ」ととんでもない暴挙に出ました。
わたしゃ思わずツイートしましたよ。
誰がどう考えても、木からリンゴが落ち始めて容器がイッパイになって来たら、別の容器を用意するよね。
— クロニャシーズのツイッ種 (@TaneTweets) August 4, 2021
いゃ、簡単じゃない、色々事情もある。
が、上向いてリンゴに向かって「落ちてくるんじゃないッ!!」って言うヤツが此の世に居るとは思わなかったね。 https://t.co/hG8SaQoIqe
なんでまあ、ここまでことごとく世界的なスタンダードを無視した感染症対策をするんでしょうね?
感染症はとにかく大量検査でいち早く感染者を見つけて、徹底的に隔離!!
コレは動物でも植物でも一緒。
伝染性のある疾病で、感染個体を集団中に放置すれば、絶対に拡大します。
感染個体が混じったままで防疫する事は絶対に不可能です。
是非とも、大型イベント会場などを臨時病院にして、検査隔離を徹底してもらいたいものです。
変異株は感染力が強いので、急がないと取り返しが付かないかも知れません。
と、いいつつ、ウチでも今年は「暴挙」に出ました。
樹木の伐採や水田造成などの圃場整備に手を取られ、栽培管理に手が回らないので、今までもたいがい放任でしたが、更にその放任度を上げています。
今年はトマト全種類地這栽培にしました。つまり、苗を植えたらほったらかし・・・・
コレは「栗原トマト」です。古~い大玉品種です。
定植後、充分に敷き藁をして放任しました。
それでも雑草の「メヒシバ」が生えて来て、埋もれています。

トマト自体は結構元気で、良く茂って実も沢山付いています。
カチッとした感じのやや小ぶりの大玉です。
他の古い大玉固定種の様に大きくなり過ぎて変形した実はあまり付かず、
手頃な大きさの実が沢山なります。
栽培自体は「地這い」でも問題ないようですが、熟果の発見が遅れますので、大玉品種の場合は特に収穫が「手遅れ」になり易いのが問題です。
コロコロっと形の良い「桃太郎」より少し小さい実が一箇所に3個づつくらい付きました。
ウチは種採り用ですので、やや過熟になるまで放置します。
崩れる直前くらいで収穫します。
「栗原トマト」は最近ではめっきり見なくなって、ネットでも殆ど情報が得られません。
親系統は「ポンデローザ」系と「クーパーズ・アーリー」系と言う2つの情報がありました。
この「クーパーズ・アーリー」ってのがまた分からないのですが、ネット検索すると、"Cooper's Special"と言う品種のタネが今でも売られています。
よく似ているので、どうもこの系統なんじゃないかと想像しています。(そのウチこれも入手して栽培してみたいですね)1930年頃の古い品種です。
「栗原トマト」はソコから第二次大戦中に木更津市の栗原氏が育成なさった様です。
登熟は遅いが病害に強く、ピンク系の180~250g程度の果重、「桃太郎」が200gくらいですから、まあ、スーパーで売ってるトマトと同じくらいの大きさって事です。
丈夫であまり肥料も要らず良く生育しますので、自然農法にうって付けだと思います。
ウチみたいな無農薬、無肥料、不耕起、無除草、放任栽培でも、しっかり収穫でき「うどんこ病」も「尻腐れ病」も出た事はありません。
実はコレ、うっかりして絶種寸前で、もう冷凍のタネが20粒くらいしか無かったんです。
冷凍庫に沢山ある別の品種と勘違いして一昨年くらいに全部売ってしまいました。
慌てて探して、袋のソコにこびりついてる様なのをかき集めて播きました。
どうにか地這い栽培も上手く行って、これからも作り続ける事ができそうです。
来年は一本仕立てとかで、最高の条件で本腰入れて栽培してみたいと思っています。


