パンデミックはなかなか収まりません。
ホントにくまなく世界中に広まってしまいました。
もう、広まってない国なんかないんじゃないでしょうか?

Johns Hopkins University (JHU)のサイトです。各国の感染者数、死者数、回復者数など集計されています。コチラ↓
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

こうしてみると世界中に同じ様に広がって行ったみたいに見えますが、私、身内に感染症にかかると危ない難病患者が居ますので、年初からズーッとチェックしてるんですけど、ホントにオカシイんですよ。
最初、武漢で感染爆発したでしょ、で、日本は春節に武漢からの入国を止めなかったので、スグに同様に感染爆発が起きると思ってビビってたんですよ。
そしたら、次に爆発したのはイタリアでした。
日本、韓国、タイ、シンガポールで増え始めてたので、「政府がオリンピック中止にならないように検査渋ってる」って「グレタ・トゥンベリ」さんのtwetterに書き込んだりしてました。
その時は、まだヨーロッパは局所的でした。
でも、イタリアで出たと思ったら、あれよあれよという間にヨーロッパ全土に広がりました。
始めはアジア各国の方が多かったのに、ものすごい勢いで追い抜いていきました。
何が起こったのか全く理解できませんでした。

最初は日本のこの冬の暖冬と多雨が要因か?と思ったのですが、違っていました。
東京よりミラノの方が1、2月の雨量は多いんです。
ヨーロッパの次はアメリカ合衆国が深刻な状態に陥りました。
この時点で、欧米とアジアの違いは?と考えると、生活習慣か?って事で・・・

握手しない、ハグしない、キス(あまり)しない。
家に土足で入らない。
わりとマスクする。
わりと良く手を洗う。

それに加えて、言語や会話習慣の違いがあるんじゃないのかな?と思ってました。
集団感染が置きた場所は対面で喋る場所(会食とか)が多かったですからね。
欧米に比べて日本人(アジア人)は

知らない人とあまり喋らない。
議論しない。
大声で喋らない。

最近になって「唾液」でもPCR検査ができる様になりました。
感染初期の唾液に多量のウイルスが含まれている事も分かってきました。
マスクの効果も評価され始めました。
なので、会話による感染はかなり疑い濃厚なんじゃないかと思います。

に、しても、ヤッパリ何かオカシイ。
安倍総理は「日本は死者数が少ない」とドヤ顔していますが、あんなクラスター対策なんかで死者数を押さえられているとはとても考えられません。
いゃ、クラスター対策に効果が無いと言ってるんじゃありませんよ。
でも、アレで押さえれるなら、欧米だって押さえられたでしょう?
欧米でも感染経路や集団感染対策はやってるでしょ?その上、大量のPCR検査もやってるワケですから、総理の言うような事なら、欧米は日本より被害が小さくないとオカシイじゃないですか?

で、総理が「死者数」に触れられたので、ちょっと調べてみました。
「死亡率」はあまりアテにはならないと思います。何しろ検査数が各国違ってますから、検査して見つかった感染者数と死亡者の比率である「死亡率」は測り方でずいぶん違ってきます。
それで絶対数である「死者数」で見た方が実態を反映してるんじゃないかと思うんですよ。
まぁ、新型コロナと診断されずに亡くなった方もいらっしゃるでしょうから、漏れはあると思うのですが、それは各国でもあるでしょうからね。
まず、死者の絶対数を見ると、アジア各国は少ないんです。
総理が言うみたいに「日本」が少ないんじゃなくて、「アジア全体」が少ないんです。
それにアジアで爆発的な感染が起こったのは、良く考えてみたら武漢だけなんですよ。
局地的には日本の「クルーズ船」や韓国の「宗教団体」もありましたけど、都市全体で蔓延し医療崩壊に近いところまで行ったのは武漢だけです。

それで、欧米とアジアの主要国の死者数を比較してみました。

死者数は上記ジョン・ホプキンス大学のサイトから拾いました。
人口はグーグル検索(国名 人口)で拾いました。

上、欧米8カ国と、下、アジア9カ国です。(国はテキトーに選びました。ま、人種的に欧米らしいトコ、アジアらしいトコくらいで)
死者数は2020/5/12の実数です。
パット見ても死者は欧米では5桁、アジアでは3桁中国だけ4桁、感染始まったのはアジアが先・・・?オカシイでしょ!

数字の拾い間違いかな?と思ったんですけど・・・・ま、今、ウチは超忙しい時期なので大急ぎで作りましたので、間違いもあるかも知れません。
でも、こんだけはっきり間違えるもの難しいですよね。

で、条件を揃えるため死亡者数で人口を割ってみました。こうすると国民何人に1人死亡者がでたかわかります。
欧米は2、3千人に1人死亡、ドイツだけ1万人に1人、アジアは2、30万人に1人死亡、台湾、シンガポール、タイは百万~3百万人に1人死亡。
合計では、欧米では3千人に1人亡くなってるけど、アジアでは30万人に1人しか亡くなっていません。
人口全体での死者率で言うと、欧米は0.03%、アジアは0.0003%前後です。
百倍の差があります。
医療体制の違いもあるでしょうけど、それならむしろ逆の傾向ですよね。
同じ病気で死者の数が百倍ちがう、何故?
もう、これだけ違いがあると「人種間の体質の違い」なんじゃないかと・・・・

何故かテレビに出てるような専門家の方々はこの事実に触れていません。
アジア人が欧米人(ま、主に白人系でしょうね、アフリカや中南米も調べると別の傾向も見つかるかも知れません)より、感染しにくく重症化もしにくい疑いもあるんじゃないでしょうか?
是非、専門家に早急に解明していただきたいと思います。
その結果によっては、今後の防疫手法も違ってくるんじゃないかと思います。